《襍・/・画  “ 冬景(1)”  ❖ ’23-106 ❖》

ホソバガンクビソウ(細葉雁首草) キク科 (Asteraceae)  
学名:Carpesium divaricatum var.abrotanoides
別名:キバナガンクビソウ
ガンクビソウ(雁首草)
学名:Carpesium divaricatum Siebold et Zucc. 
※   ※   ※   ※   ※

ガンクビソウ(雁首草);
普通、山野の木陰に生える。茎高25~100㎝。
茎には軟毛が密生し上部は、よく分枝。根生葉は花期にはない。
葉身は、卵状長楕円形、葉に軟毛があり葉裏は淡色で腺点がある。
葉縁に不揃いの歯牙状の鋸歯があり、葉先は鋭形~鈍形。
頭花は、直径7㎜位で枝先に頂生、枝先にふつう1個ずつ点頭してつく。
基部には、2〜4個の長楕円状倒披針形の反曲する葉状苞がある。
これは、高出葉(bracteal leaf= leafy bract 葉状苞)で2~4個輪生する。
高出葉は、反曲し頭花の長さの2~5倍。
総苞は卵球形で先端は少しつぼまってる、長さ7mm前後、径6mm前後。
総苞片は4列、外片は短く円頭または凸頭で緑色とならず基部は淡黄緑色。
頭花は舌状花がなく黄色。複合花序で、開花時は下向き。
雌性の周辺小花の花冠は円筒形、先が細く4裂する。先の拡大部は5裂する。
拡大部は、大きいものと小さいものがあり、子房の上部と基部に粘液腺がある。
var. abrotanoides (Matsum. et Koidz.) H.Koyamaホソバガンクビソウ(細葉雁首草)。
葉は幅が狭く、細長い。総苞外片が短く、2列に見える。
判別しがたいが、細葉雁首草とおもわれる。
随分と昔、山で採取したのを庭の日陰に植栽した。
いつしか消えたと思っていた。
体調が優れず外出できず、二階から庭隅を観て気づき驚いた。野草も文化だなぁ。 

《今日・・11月3日は、憲法記念日》
一般的には、文化の日。
1948年(昭和23年)に「自由と平和を愛し、文化を進める日」として制定された。
1873(明治6)年から1911(明治44)年までの祝日(明治天皇の誕生日天長節、)。
1872(明治5)年までは9月22日に行われていたが、
1873(明治6)年、太陽暦採用で9月22日を太陽暦に換算した11月3日に変更された。
1912(明治45)年7月30日の明治天皇の崩御に伴い廃止。昭和に入って「明治節」。
明治節(天長節)、昭和二年(一九二七)に制定された祝日。
近代日本の指導者、明治天皇を称え、その誕生日(明治時代の天長節)の十一月三日をあてた。
が、これは大正天皇の死去により明治天皇祭(先帝祭)がなくなったことによる措置である。
明治・大正時代には、四方拝(元日)・紀元節(二月十一日)・天長節が「三大節」であったが、
明治節を加えて「四大節」となり、この日は学校や軍隊では式典が行われた。
第二次世界大戦後は、吉田内閣が昭和二十一年の明治節に日本国憲法を公布している。
同二十三年、「国民の祝日に関する法律」の制定で、明治節はなく「文化の日」となった。
「自由と平和を愛し、文化をすすめる」。日本国憲法の公布を記念した日。
文化の日11月3日(National Culture Day)日本国憲法は平和と文化を重視されていることから、
その意向で「文化の日」が、生まれた。
当初11月3日を憲法記念日にする動きもあったようだが。。。!
当時日本を占領していたGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)に強く反対された。
日本国憲法の施行日である5月3日を憲法記念日とすることでうまく収まったようだ。 

「令和伍年(皇紀2683年)11月3日、記」

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