“早春の野草花(3)!!”《森羅・/・万象19-28》

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セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Delphinium anthriscifolium
横から見ても複雑な構造だが、面白い姿だ。

《時節・_・襍感⇔“里山・草花も春めいて(3)!!”》
セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草);
植物名の由来は、葉が セリ の葉に、花がツバメの姿に似ていると云われるが!?!
きんぽうげ科デルフィニウム属の1年草「デルフィニウム(Delphinium)」
又は「ヒエンソウ(飛燕草:ラークスパー)」といわれる品種群に似ているものがある。
Delphinium(デルフィニウム)は、ギリシャ語の「delphis(いるか)」に由来する由。
花の蕾に似ている!?!中国が原産で明治期に渡来、道端・雑木林の縁などで見られる。
茎高15~40㎝で茎には長い毛と短い毛が混じり沢山生えている。
葉は、2~3回、羽状に深く裂け各裂片はさらに羽状に深裂してセリの葉を思わせる。
花は淡い紫色で直径は2cm位。長い柄があり2~3個、多くて5個程度の花がつく。
細長い花びらのように見えているものは萼片で萼片は5枚。
その中の1枚、上向きの萼片は、後ろの端が尻尾のように長く突き出た「距(きょ)」になっている。
花弁は4枚、上の2枚は小さくて白っぽく、付け根の方は「距」の中に包まれ、
花の中央上よりの付近で角みたいに突き出している。
下の2枚は、萼片と同じ色で花びらの先はちょっと切れ込みがある。複雑構造だ。
雄蕊は10本程度あり、先の葯の部分は黒っぽい。下から見ると沢山の雄蕊が見られる。
「泉の森2019/03/17」
#植物

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