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Zak_Kinchaku-Bukuro
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《 雅羅・/・〝備忘録 24-60〟❖ ’24-333 ❖ 》
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カンラン(寒蘭) ラン科(Orchidaceae)シュンラン属
学名:Cymbidium kanran
花が寒い時期に咲くから“カンラン”!!
静岡県以西、四国、九州、琉球列島に自生する。
暖温帯~亜熱帯の常緑広葉樹、やや乾燥した林床に生える。
シュンランと分布が重なる事もあるが、
カンランは、平野部近くに見える。
草丈20~60cmの多年草。
新旧の球茎が地表に連なり、太い根を地中に伸ばし、
角質で線形の葉を数枚つける。
花は茎頂に総状の5~10個、やや疎らに緑色~紫色の花を付ける。
苞は膜質で線形、長さ8~30mm。
萼片は広線形でよく開き鋭尖頭、長さ3~4cm,幅3.5~4.5cm。
花弁は披針状線形で長さ2~3cm、蕊柱を取り囲むように伸びる。
唇弁は舌状で肉質、長さ2~2.7cm、淡黄色で紫紅色の斑紋が入り、
中央に2本のひだ状隆起がある。
蕊柱は湾曲し、長さ約8mm。葯はやや角ばった半球形。
花は芳香があり、色は変化に富む。
葉は束生し葉身は広線形、長さ20~70cm、幅0.6~1.7cm。
革質で光沢があり縁は滑らか。花茎は、球茎の基部から出る。
とても良く似ているシュンランの葉との比較。
シュンランの葉の鋸歯は微細でルーペがないと判らない。
※ 以上の画像、総て借り物 ※
《 私的・・幻の草本〝寒蘭〟》
** 神奈川県植物誌 **
A061 ラン科 ORCHIDACEAE
37.シュンラン属 Cymbidium Sw.
(中島稔,『神植誌 01』:秋山守・佐宗盈,図:秋山守)
地上生または着生.根茎の地上部は通常偽球茎となり,
根は一般に太いひも状で四方にのびる.
葉は線形~狭長楕円形で左右に叢生し,
一部は緑葉がなく菌従属栄養性が進化している.
また,緑葉がある種でも共生菌への依存度が高い事が判明している.
花茎は偽球茎基部から生じ,基部または上部に少数の鱗片葉をつける.
花はやや大きく 1 個または数個を総状につけ,苞は短い.
萼片と側花弁は離生し,開出または斜開する.
唇弁はずい柱基部につき 3 裂し,側裂片は幅広くずい柱を抱き,
中裂片は分裂せず基部から中央部まで 2 隆起線がある.
ずい柱は長く半円錐状.花粉塊は 2 個.
東アジア,マレーシア,インド,オーストラリアに約 55 種が知られ,
日本には 10 種が分布し,県内には 4 種が自生する.
*
両親の記録メモの中に聞いたことのない花名があった。
調べてみると“寒蘭”。阿波寒蘭、紀州寒蘭、日向寒蘭、薩摩寒蘭。
特に、高知県産のものを土佐寒蘭と称する由。
寒蘭は花の形、花の色、葉の形等、変化の多い植物らしい。
寒蘭全てでは、日本だけでも2千5百種を超える由!!
園芸種を含めてのことだろうが・・。
調べていくと、希少種が故に自生種は、盗掘で絶滅寸前!?!
園芸大国・日本だが、余りにも情けない実情でもある。
身近な里緑地に、同属の春蘭が居るがとても似ているようだ。
まだ観ぬ野生の寒蘭だが、是非に自生を観てみたい。
* *
あるブログに高知県の寒蘭を紹介している記事を見つけた。
* * *
ハルカンラン咲く 自然界ではまぼろし
2020.03.18 06:33|野生ラン・3月|
2014/4/20 の記事を改めて掲載しました。
牧野植物園で、ハルカンランが咲いています。だが、自然界でこの花に出会うことはないでしょう。
ハルカンランは、カンランとシュンランとの自然交雑種と推定されており、
学名は Cymbidium × nishiuchianum です。
種小名(nishiuchianum)は、寒蘭の栽培技術の研究、普及に努めると共に、
土佐愛蘭会を創立した西内秀太郎氏のことです。
カンランは花も姿もいろいろと変化がありますから、
ハルカンランと命名されるまでは、カンランの品種として栽培されていたのではないか、と想像します。
カンランの花期は秋から初冬にかけて、シュンランは春ですからずれがあります。
しかし、大昔の高知県ではカンランの開花株も沢山あったそうです。
シュンランは高知県人は手を出す者はいなかったので、いくらでも咲いていたはずです。
ですから、遅咲きのカンランと早咲きのシュンランとが出会う機会もあって、
ハルカンランが誕生したと考えられます。
これは昔の話。今はカンランの開花株は捜しまわても見ることはできません。
自然界に両者が同時に花を咲かせて、交雑種が誕生することは夢のまた夢でしょう。
「令和陸年(皇紀2684年)11月28日」
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