《 雅羅・/・〝里緑地の花  '11-1〟❖ ’24-315 ❖ 》

リンドウ(竜胆)リンドウ科(G... リンドウ(竜胆)リンドウ科(Gentianaceae) リンドウ属
学名:Gentiana scabra Bunge var. buergeri (Miq.) Maxim. ex Franch. et Sav.
在来種で本州、四国、九州の丘陵... 在来種で本州、四国、九州の丘陵地、山地に自生する多年草。
茎高20〜100cm、細い茎を直立または斜上させ長く伸び、4条線がある。
先端に青紫の花を複数つける。
葉は対生、卵状披針形、3脈がいちじるしく目立ち、長さ3〜8cm。
表面は緑色、裏面は淡緑色、先は長く尖り、基部は丸い。
縁には細かい突起がありややざらつき柄は無く両側から茎を抱く。
花は茎頂および上部の葉腋にかたまってつき、苞がある。
萼筒は長さ10~20mm、萼裂片は線状披針形で筒部より長・短あり開出する。
花冠は5裂し紫色、内面に茶褐色の斑点があり、長さ3〜4.5cm。
副片は三角形で小歯があり、子房の基部に5個の蜜腺がある。
花の重みのため、細い茎は地を這うことが多い。
開花直後は、雄蕊と雌蕊がまだ一つにまとまっている。
雄蕊5個、雌蕊1つで柱頭が2裂する。花期は9〜11月。
種子は紡錘形で、両端に短い尾がある。
種子は小さく1mmほど。薄い膜状の翼がある。
花柄は初冬まで残る。 乾燥する... 花柄は初冬まで残る。
乾燥するとドライフラワーのようになりながら立っている。
春先の葉の形は花のころと大きく... 春先の葉の形は花のころと大きく異なる。


《  リンドウ科の小さな花〝竜胆〟泉の森・山野草園   》
**  神奈川県植物誌  **... **  神奈川県植物誌  **
A.多年草.茎は丈高く,根生葉はない.秋に開花......(1)リンドウ
(1)リンドウ Gentiana scabra Bunge var. buergeri (Miq.) Maxim. ex Franch. & Sav.
茎は直立または倒伏し,高さ 15~60cm.
葉は柄がなく顕著な 3 脈があり,
幅の広いものから狭いものまであって変化が多い.
花は 9~11 月.花冠は長さ 3.5~4.5cm,筒状の鐘形で先は 5 裂し,
青紫色または紅紫色で,茎頂か上部の葉腋につく.
本州,四国,九州,奄美に分布.草地や崖,明るい雑木林の中などに生える.
県内ではほぼ全域に見られるが,山地を除く平野部では激減した.
白花品をシロバナリンドウ form. albiflora Makino といい,
『神植誌58』に記録されている.
基準変種のトウリンドウ var. scabra は対馬;朝鮮,中国,ウスリーに分布す
る.


「令和陸年(皇紀2684年)11月10日」


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