《雅羅・/・襍懐古〝山花ⅩXIV〟❖ ’24-237 ❖》

タカネヨモギ(高嶺蓬)キク科(Asteraceae)
学名:Artemisia sinanensis Y.Yabe 

タカネヨモギ(高嶺蓬); 在来種(日本固有種)、多年草。
本州の中部地方、東北地方に自生し、高山帯の日当たりが良い裸地に生育する。
地下茎は太く横に這う。ロゼットをつける短茎と花をつける長い花茎がある。
花茎は、斜上し茎高は20 - 50cm以上になり,若い時は白い絹毛がある。
ロゼットや花茎の下部につく葉の葉柄は長さ3.5-7cm、葉身は長さ8cm位。
葉は緑色でやわらかく,根生や下部の葉には長い柄があり3回羽状に深裂。
終裂片は、線形で幅1mm位になり、裂片の先端は尖る。
若い頃の毛は、花の頃には脱落。もんでみると芳香が立ちあがる。
頭花は黄色で直径約1 cm以上で、茎に総状に下向きにつく。
舌状花がなく,花冠の筒部に毛がある。総苞は約6 mm位の半球形で無毛。

《 高嶺の花〝高嶺蓬〟8月山花ⅩXIV  ❖ 1967/夏 ❖ 》
本州の高山系のヨモギの中で葉が細かく裂け線形になる種は、2種類か??
タカネヨモギとキタダケヨモギしか知らない(浅学なので)。
日記には、キタダケヨモギは記録していない。
バイトの合間に先輩にバットレス登攀に連れて行ってもらった。
登攀後の北岳頂上付近のお花畑は色々な種類がみられ箱庭のように綺麗だった。
キク科の特徴である頭花(頭状花)の中に小さな花(小花)が集まっている。
なんとも可愛い花たちであった。その日たまたま行きあった山女集団に驚いた。
全員が地下足袋!! 後で知ったのだが山岳界では有名な(特異な)大学山岳部。
リーダーの方は、メチャクチャ高山植物に詳しかった。
合宿後の個人的山行だったようだ。二回生の二人は楽しい山女達。
花達の前でザ・ピーナッツの“恋のバカンス”を歌わせられていた^^)。
地下足袋にニッカボッカー姿での歌唱・・・未だに印象に残っている。
高嶺の花的、関西では有名な大学だそうだ。

「令和陸年(皇紀2684年)8月24日、記」


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