6月
16日,
2024年
《 雅羅・/・襍録〝公園紫陽花〟❖ ’24-168 ❖ 》
自生のガクアジサイやガクアジサイから生じたホンアジサイ、
此等が、野生の原種と考えられている。
古くから栽培され、広義には日本原産の栽培種の総称であり、
花序周囲の花が萼片の大きい装飾花で目立つガクアジサイ 、
それと全てが装飾花だけのホンアジサイ を含めた栽培種。
狭義では古く日本で栽培されている装飾花だけの花のもの(テマリ咲き)を指し、
学名はHydrangea macrophylla form. macrophyllaという。
又、西欧での改良品種をセイヨウアジサイ form. hortensiaとして分類していた。
現在ではHydrangea macrophyllaの下位分類を認めず、
広義に額紫陽花や西洋紫陽花や此等の園芸品種を含めた栽培種の総称を意味する。
これをHydrangea macrophyllaアジサイと呼ぶのが一般的である。
しかし、アジサイはより広義にはアジサイ属の園芸品種の総称でもあり、
ヤマアジサイやアメリカノリノキの園芸品種なども含められていることも多い。
それらを含めると、2000種以上の園芸品種があると言われている。
変種も多く、アジサイやコガクウツギなどとの自然交雑種もある。
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今や、家庭・公園・社寺、何処へ行っても紫陽花を目にする。
自然発生した植物を中心に保全を図っている里山緑地にも植栽されている紫陽花。
自然に特化した、食物連鎖で芽を出す場では、極力、園芸種は植栽して欲しくない。
公共的公園としてみれば、園芸種の紫陽花も目を楽しませてくれるが・・・!?!
「令和陸年(皇紀2684年)6月16日、記」