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Zak_Kinchaku-Bukuro
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6月
4日,
2024年
《 雅羅・/・襍録〝紫陽花・色〟❖ ’24-156 ❖ 》
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**上3画像園芸種・種名不明**
セイヨウアジサイ(西洋紫陽花) アジサイ科(Hydrangeaceae)
学名:Hydrangea macrophylla (Thunb.) Ser. f. hortensia (Lam.) Rehder
別名:ハイドランジア。
西欧で品種改良されたもの。園芸品種が多数ある。
テマリ咲きをMopheads、額咲きをlacecapという。
秋色アジサイになりかけの花色。
《〝アジサイのシチヘンゲ(七変化)〟 》
アジサイは、土壌の酸性度によって花色を変える。
アジサイは、酸性土では青みが強くなり、アルカリ性土では赤みが強くなる。
アジサイは「集真藍(あづさあい)」=「藍色が集まる」が名称の由来とされ、
植物名称が決まった頃(昔)、日本国内には青色のアジサイしか無かったと推定される。
日本国土において土壌のほとんどが酸性的であると云われている。
対して西欧の土壌はアルカリ性的で、アジサイも赤色系が多いと実感もしてきた。
酸性なら青色、アルカリ性なら赤色になる性質、色は土によって変わるのである。
更には、開花の途中で色も変化していくのもこの植物の特徴だ。
土壌が酸性であると、土に含まれているアルミニウムがよく溶け出して
アジサイのアントシアニンという色素と反応して青くなる。
土壌がアルカリ性だとアルミニウムが溶け出さないため根から吸収されず、
花は赤色に染まるという仕組み。
更には開花から長い時間が経過すると、花色は渋みを増す。
アンティークカラー(古びた色)になり、秋色アジサイとも呼ばれている。
雰囲気が秋っぽく感じられるのである。実際には秋色になるのは夏。
秋に入れば単純に茶色く枯れてくる。こうしたアジサイは中々見られない。
翌年に花をつけさせるために、秋色アジサイになる前に枝を剪定してしまう。
我が家では、いくつか花を剪定せず11月頃まで残して置くようにしている。
「令和陸年(皇紀2684年)6月4日、記」
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