5月
19日,
2024年
《 雅羅・/・襍録〝半夏!?!〟❖ ’24-140 》
学名:Pinellia ternata (Thunb.) Makino ex Breitenbach
別名: ハンゲ(半夏)
花のように見えるものは苞で、仏炎苞と呼ばれる。
和名の由来は仏炎苞が柄杓に似ていることから。
本全土の畑等で雑草として嫌われ普通に生える多年草。
草丈30~40cm、地下塊茎は直径1~2 cmの球形。
塊茎から10~20cmの長い根生葉を1~3個出す。
葉は1〜2個根生し、葉柄は長さ15~20㎝、基部は鞘となる。
葉は3出複葉で、楕円形から長楕円形の先が尖る小葉がつく。
葉柄の途中と小葉の基部に珠芽(ムカゴ)をつけ、これで増える。
5月から8月頃に花茎を伸ばし、花茎は高さ30cm。
葉より高く、緑色または帯紫色の仏炎苞に包まれた肉穂花序をつける。
仏炎苞は長さ5〜6cmで、舷部の内側には短毛が密生する。
花には花披がなく、肉穂花序の下部に雌花群、上部に雄花群がつく。
花序の付属体は糸状に長く伸び、仏炎苞の外にでて直立する。
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