《 雅羅・/・襍録〝5月木花Ⅳ〟❖ ’24-128❖  》

マユミ(檀、真弓)  ニシキギ... マユミ(檀、真弓)  ニシキギ科 (Celastraceae )
学名:Euonymus sieboldianus Blume var. sieboldianus 
別名:ヤマニシキギ(山錦木)
ひっそりと佇んでいるようだ。 ひっそりと佇んでいるようだ。
小さな花だがアップしてみると、... 小さな花だがアップしてみると、可愛い。
《 里山緑地に見られる樹花〝5月木花Ⅳ  5/5〟》
山野にはえる落葉小高木で、雌雄異株(しゆういしゅ)。在来種。
和名はこの木で弓を作ったことからと云われている。
材は緻密でよくしなり、こけしの材料としてもよく使われている。
樹皮は灰色で、成長すると縦に裂け目が入り縞模様になる。
若枝は緑色で、縦に白いすじがあるものが多い。
葉は対生し、無毛、長さ5~15㎝の長楕円形、縁に細かい鋸歯がある。
葉柄は長さ5~20㎜。淡緑色の花を今年枝の下部にまばらに1~7個つける。
花は直径約1㎝の4弁花。雄蕊は緑色の四角形の花盤の上に4個つく。
花柱には長短の2型あり、花柱の長いものは雄蕊が短い。
※「マユミは、雌雄異株とされるが、雌蕊が短い花をつける個体がある。
結実しにくい傾向があり、雌雄同株とするのが妥当」
(みんなの趣味の園芸『マユミとは』より。※
マユミと云えば秋にできる赤い種が、花が咲いたように美しい。
春の本当の花は、ちょっと地味。花を観賞する人は少ない。
 
「令和陸年(皇紀2684年)5月7日、記」


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