《 備忘録(12月に観た〝野菜花〟)!?! 》
ハクサイは、アブラナ属のカブの亜種で野菜として栽培されている。
中国の古書では「菘」が白菜、日本語の菘は「すずな」で小松菜に近い。
現在の結球する白菜は、明治時代に輸入され現在の栽培品種は、F1品種。
結球白菜の様に内側が白みを増した事で、白菜という名に落ち着いた。
葉は長倒卵形で浅い鋸歯があり波状に縮れ肉厚で幅広く白い中肋がある。
葉は螺旋状に互生し幾重にも重なり結球、軟白化し葉の先端部はやや開く。
春頃、花茎を伸ばし先端に総状花序を作り、鮮黄色の4弁花を咲かせる。
※ 結球とは、ハクサイ、キャベツ、レタスなどのように葉が一枚一枚
巻きながら重なり、球状になる野菜。
リーフレタスのように葉の巻きがゆるく、
完全に結球せず半結球となるものもある。※
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白菜は、菜の花の仲間で食用に供する。
アブラナ属野菜は、花芽がついた若い花茎やつぼみを食用にする。
独特のほろ苦さを持つ季節の野菜で家庭菜園では、花をも楽しむ。
普通は野菜として収穫するが、収穫しないと花芽から“花”を咲かせる。
野菜、次に若い茎や蕾を食用、最後には黄色い花を愛でる。
白菜の菜花は、アブラナ属の中での“ほろ苦い味わい”は最高である!!
ほろ苦さは、抗酸化作用がある、と云われている。
苦味成分のケンフェロールと辛味成分のイソチオシアネートがそれである。
免疫力を付けたい季節の変わり目に摂取したいミネラルやビタミン類も含む。
野菜と言えども綺麗な花も咲かせる。一般的には、花前に収穫されてしまう。
友人の中には、野菜、食用茎・花芽、花鑑賞、と三度楽しんでいる者がいる。
「令和伍年(皇紀2683年)12月22日、記」