《 備忘録(12月に観たい〝野生花・3〟)!?! 》
多年草.根茎は這う.茎は叢生し,上部で太い.葉は大きく,長さ4 cmほどの長柄があり,
葉身は広卵形で,長さ3~5.5 cm,3中裂し,裂片に波状鈍鋸歯牙があり,
基部はやや心形または切形,厚く,表面は緑色,裏面は密に毛があって灰白色.頭花は径3~4.5 cm,
総苞は幅1.3~1.8 mm,長さ9~10 mm.害片は3列,覆瓦状に並び,外片は内片より少し短く,披針形で鈍頭.舌状花は白色.そう果は長さ2 mm.
ノジギクに似ているが,一つの茎に付く頭花が少なく,花柄が長い.
そのため花期のピークがはっきりしないこともあり頭花がまばらな感じに見える.
屋久島や奄美諸島の海岸に生える.
熊本大学薬学部薬用植物園植物データベースより転載。
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海岸開発、自生種採集等で生育環境が悪化し、個体数が激減している。
日本各地には、独特に進化した植物が存在している。備忘録と記録しよう^^)。
「令和伍年(皇紀2683年)12月08日、記」