《・/・“叛逆のろれつ・半世紀??”❖’23-103》

《半世紀以上も前のこと???》
1964年に東京オリンピックが行われ応援に行った。
そして2021年の東京オリンピックもTV観戦できた。
前TKOオリンピックの翌年1965年4月8、9日には、
円覚寺で洪鐘祭が、江の島弁財天も参加して盛大に催された。
仏殿で本山・末寺の僧侶80名による大法要は壮観だった。
この後の祭礼行列は、神奈川県警察音楽隊の先導だったと思う。
木遣や稚児の行列が進み、行列中央には模型の洪鐘が曳行された。
弁才天洪鐘祭の洪鐘とは、「おおがね」と称し国宝の洪鐘(梵鐘)の事。
1965年の洪鐘祭の前後、鎌倉は宅地開発に揺れていた最悪の頃。
鶴岡八幡宮裏の御谷(おやつ)が宅地開発の危機に、最後は守れた。
古都保存、市街地の自然保護(日本の自然保護の原点)の先掛け事例である。
二日前の10月29日に行われた、洪鐘祭も拜することが出来た。
体調悪くフラフラ状態だったが、気力で参った(久しぶりの外出)。
この洪鐘祭、お凡そ60年に一度開催される。是非に2回めも拜したい、と。
前回のオリンピック・祭り、鎌倉環境保全を回想しながら、一人悦にいっていた。
 
だが、そのいっぽうで悲惨なこともあった。
学生時代、1966年に殺人事件が報道され震撼としたのを覚えている。
(当時は、殺人事件など皆無で全国報道で大ニュースだった。)
静岡県清水市(現静岡市)のみそ製造会社専務の一家4人が殺害された事件。
法学部学生には、あまりにも衝撃的な事件で色々思った。今でも思いだす。
後に、強盗殺人罪などで死刑が確定した裁判だが、検察・判事に疑問を持った。
詳細を知り得ていないが、刑訴の根幹を考えさせられる事案だった(専攻外分野)。
その裁判をやり直す再審初公判が10月27日、静岡地裁で始まった。
冤罪(えんざい)ではなかろうか!?!
再審は有罪の確定判決に合理的な疑いがある場合に開かれる。
過去4件の再審死刑事件はいずれも無罪であった。
先日の再審初公判での裁判長の言動に注目している。
通常の刑事裁判では裁判官は「被告人」と呼称するが、
今裁判長は再審初公判で「袴田さん」と称呼していた!?!
再審になる、ここまで来るのに長い年月を費やしてきた。
初動の検察、裁判所の審理指揮等々に大問題をはらんでいる。
一個人の人生は戻らない。非人道的、人権無視とも言える。
捜査権力の横柄な横暴があったやに見える(個人の見解)。
この再審を以って刑事訴訟法の抜本的改正を希する所。
冤罪などあってはならないが、審理方法の検討を??
人生にあって半世紀余り拘束された。言葉を持てない。
青春時代を思い、観た祭り。至福でしかなかった。
が、同時に法を思うことが出てきたとは??? 

「令和伍年(皇紀2683年)10月29日、記」

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