《 近間だが、最近、見ていない花 》
残暑が厳しい。PCと資料の山に目を凝らす日々で身体が重い。
少し休んでいたら、脳裏に季節の植物の事が浮かんできた。
今頃、三浦半島最高峰の大楠山~武山で見られる小花。
ラン科のカゲロウラン(蜉蝣蘭)の花が、見れる頃では?と。
常緑樹林の林床に生える茎高、約20センチの華奢な草本。
葉は、濃緑色でビロード状の光沢で縁は波打ち3~5の葉をつける。
花は、横向き。少し傾いて一つの茎に5〜6個、花を咲かせる。
小さく3mm程の花。開く側萼片は長さ5mmで緑色で披針形。
桃色の背萼片の下に白い側花弁と先端がV字の袋状唇弁がある。
常緑林林床に生え、地表近くを這う緑色の根茎の節々から根を出す。
儚げな花の姿を昆虫の蜉蝣(蜻蛉)に見立てたことが、名前の由来。
数十年來、見る機会を失っている。心の中での“幻の野草”である。
今年こそは探訪したい、と思うも折り合い付かず出掛けられそうにない。
「令和伍年(皇紀2683年)9月13日、記」
残暑が厳しい。PCと資料の山に目を凝らす日々で身体が重い。
少し休んでいたら、脳裏に季節の植物の事が浮かんできた。
今頃、三浦半島最高峰の大楠山~武山で見られる小花。
ラン科のカゲロウラン(蜉蝣蘭)の花が、見れる頃では?と。
常緑樹林の林床に生える茎高、約20センチの華奢な草本。
葉は、濃緑色でビロード状の光沢で縁は波打ち3~5の葉をつける。
花は、横向き。少し傾いて一つの茎に5〜6個、花を咲かせる。
小さく3mm程の花。開く側萼片は長さ5mmで緑色で披針形。
桃色の背萼片の下に白い側花弁と先端がV字の袋状唇弁がある。
常緑林林床に生え、地表近くを這う緑色の根茎の節々から根を出す。
儚げな花の姿を昆虫の蜉蝣(蜻蛉)に見立てたことが、名前の由来。
数十年來、見る機会を失っている。心の中での“幻の野草”である。
今年こそは探訪したい、と思うも折り合い付かず出掛けられそうにない。
「令和伍年(皇紀2683年)9月13日、記」