《額庭も春模様に!! ’23/3/22》
カントウタンポポ(関東蒲公英);
ヒロハタンポポとエゾタンポポとの交配種と言われていたが、
現在は両性生殖で独立した種とする日本固有の自生種である。
若葉を油炒めで、花は天ぷら、根はキンピラにして食す。
いよいよ・・・春本番になりつつある。
ツタバウンラン(蔦葉海蘭);
茎は糸状で地上を這う。分岐して節から不定根を出す。
葉は互生、扁円形で長い柄があり、掌状に浅裂。先は微凸形。
花は葉腋から長い柄を出し1個つく。花冠は、唇形。
白色~淡青色で暗紫色の筋がある。
葉・茎にポリフェノールを含み血糖値改善に効果がある由。
アカカタバミ(赤傍食・赤片喰・赤酢漿草);
カタバミより葉が赤いのでアカカタバミ。
花弁は、橙色が強く、花弁の基部付近に赤い輪の班紋がある。
茎はよく枝分かれし下部は地面をはい、上部は立ち上がる。
葉は3小葉で赤紫色を帯び、葉の脇から散形花序を出す。
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野草の花々、育つ環境によって突然の如く姿を表す!!
芝地だった所に10年もたつと色々な野草が見えるのだ。
関東蒲公英、鷺苔、赤片喰、蔦葉海蘭等々。
鷺苔(白花鷺苔)も葉が地表に見えてきた。
年々、鷺苔が勢力を広げてきた。
プランターには、園芸種のムスカリも花をみせている。
野放図な庭だが、自然・植物は着実に生きている。
雑務処理で、自宅から余り外に出なくなった昨今。
小さな野草の花々が、心身共に癒してくれている。
「令和伍年(皇紀2683年)3月27日、記」