《襍・/・画“冬・森々(深々)” ❖’23-08》

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冬・・雪中の室生寺・金堂。静か... 冬・・雪中の室生寺・金堂。静かなたたずまい。
室生寺・五重塔、瀟洒この上ない... 室生寺・五重塔、瀟洒この上ない。
一日で風情が!!幽玄な世界に。... 一日で風情が!!幽玄な世界に。
昨今は、ライトアップの照明器具が??
きらびやかにして頂きたくない。
かつ、機材は目障りで。。。!
石塔群、どことなく人体をおもわ... 石塔群、どことなく人体をおもわせる。
この五輪塔、鎌倉時代を思わせる... この五輪塔、鎌倉時代を思わせる。素朴な火輪がいい!!



《山懐に佇む古刹「宀一」山(べんいちさん)!!》

昔、社寺建築撮影の荷物持ちの手伝いをしたことがあった。
「宀一」山(べんいちさん)と言う変わった山号の古刹。
奈良県宇陀市にある室生寺。全山白皚々と言った趣ある寺院。
 土門拳の「室生寺ひとむかし」に、当時の荒木良仙老師の言葉が載っている。
室生寺が一番美しいのは、全山白皚々たる雪の室生寺が第一等である、と。
土門師は、青葉の室生寺域を好み、山気がジーンと肌に迫るところを気に入っていた。
老師に感化され、『女人高野室生寺』を編む中に雪の室生寺を入れるべく苦闘している。
1978(昭和53)年2月中旬の撮影模様は、壮絶な戦い、と言った感をもった。
病をおしての撮影待機、定宿・橋本屋の人々の温情、今の時代では味わえない風情がみえる。
土門師の感慨、「ぼくの待っていた雪はさーっと一掃け、掃いたような春の雪であった」。
かような風情は、残っているだろう。が、参拝者が多く静かではない。
参拝の楽しみ、自分流の静かな場所探しである。室生寺、再訪したい。
昨今の寺院、夜間のライトアップが盛んなようだが、、、好まない!?!
あのキラキラ感、好きでない。室生寺でもやっているようだ!?!

「令和伍年(皇紀2683年)1月18日、記」

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