《眼福(272)“識別に苦しむ植物!?!”❖21-332》

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綺麗な & かわいい実。



林床に沢山のキノコが、パーティを開いていた。



《”林床の色・ポーラ美術館” 》
ミヤマシキミ(深山樒) ミカン科(Rutaceae)
学名:Skimmia japonica Thunb
和名の由来は葉がシキミに似ていることから。ミヤマシキミの園芸品種が西欧に多い。
茎は直立し、よく分枝する。葉は輪生に近い互生、長楕円状披針形、厚い革質、全縁。
葉表は光沢があり、葉裏は黄緑色、油点がある。雌雄異株。
長さ5~8㎝の半球形の円錐花序を茎頂に伸ばし、よい香りのする花を多数つける。
花は直径約1㎝。花弁は4個、長さ4~5㎜の長楕円形。雄花は雄しべ4個、雌しべは退化。
雌花は仮雄しべ4個、雌しべ1個、柱頭が四角形で浅く4~5裂する。萼は浅く4裂。
果実は直径8~10㎜の球形の核果、秋に赤色に熟し、春まで見られる。
果実は有毒。核は長さ6~8㎜の広卵形、先が尖る。

ツルシキミ(蔓樒) ミカン科(Rutaceae)
学名:Skimmia japonica Thunb. var. repens (Nakai) Makino
ミヤマシキミの幹が蔓状に這う品種、主に日本海側に分布する。
蔓になること以外はミヤマシキミと同様である。
幹は灰色、下部が蔓状に這う。葉は互生、革質、長楕円状披針形、全縁。
葉先は鈍く尖り基部は楔形。葉表は光沢があり葉裏には油点がある。葉柄は長さ0.5~1㎝。雌雄異株。
枝先の散房状の円錐花序に花が多数つく。花弁は4個稀に5個。
果実は直径約1㎝の球形の核果、核が4~5個入り、赤色に熟す。

来春~秋にかけて、再度観察してみたい植物。ツルシキミは以前、湿生花園で見た。
「令和参年(皇紀2681年)11月28日、記」




#植物

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