シラヤマギク(白山菊);
混同し易い植物にヤマシロギク があるが、ヤマシロギクをイナカギクと呼び区別する。
茎や葉に短毛が生えざらつくシラヤマギク。葉は下方ほど、大きく、葉柄も長い。
下部の葉は、長さ10~20㎝、幅10~20㎝の心形。葉柄は長さ10~15㎝で翼がある。
葉の鋸歯は不規則で粗く、やや重鋸歯状。上部の葉は先が尖った卵形で小さい。
頭花は白色、直径約2㎝、舌状花は4~9個、数が一定せず、まばらにつく。
総苞は直径5~6㎜、鐘形、総苞片は3列。茎高1-1.5m位、筒状花の花冠は長さ5.5mm位。
ムコナ(婿菜)とは、ヨメナ に対して付いた名前で、若芽は、春の山菜として用いる。
7~8年前、泉の森では9月2週位に開花しているのを確認した。開花が早まったのは確か。
谷川岳西黒尾根、標高1,600mあたりで10月上旬に見た記憶がある。
令和参年(皇紀2681年)8月31日、記」