《囈(21)“昨年・・今年と顔を見せた草花!?!”❖21-163❖》

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ネジバナ(捩花)    ラン科... ネジバナ(捩花)    ラン科(Orchidaceae)
学名:Spiranthes sinensis
Spiranthes sinensis (Pers.) Ames var. amoena (M.Bieb.) H.Hara
別名: ネジリバナ、モジズリ(捩摺)
茎を見てから5日目で満開!! 茎を見てから5日目で満開!!
《“モジズリ(捩摺)”という草花(花暦・_・私心)》
ネジバナ(捩花)の異名“モジズリ(捩摺)”とは不思議な呼び方だ。
芝生を好む草と思っていたのだが、今年は芝地に現れずプランターに!?!
長いこと放置してきた地表から20cmも上に茎を見せた。
亡き母が園芸種を植え、楽しんでいた場所。
両親は、色々なところより植物を移植していた。おまけに土ごと移植。
それゆえ、時折、此処に咲こうはずがない植物が姿を見せる。
“モジズリ(捩摺)”と母は呼んでいた。ネジバナという表現は、植物検索で知った。
茎が、螺旋状に 左巻き、右巻き、途中でねじれ方が変わるもの等、色々ある由。
近くで見ると、ランの花姿だ。モズジリは捩れ模様をすり付けた布の事に由。
忍草の葉を布帛に摺りつけて、もじれ乱れたような模様を染め出したもの。
また、ねじれ乱れたような模様のある石に布をあてて摺りこんで染めたものともいう。
古来、陸奥国(福島県)信夫郡から産出する絹織物の模様として知られていた由。
しのぶもじずり、しのぶずり・・・言葉は、文化だ。大切に後世に伝わってほしく希す。
*       *        *        *        *
平成十六年六月二十日に天星した母は、捩花が好きで芝地を丁寧に手入れしていた。
その後、野放図にしていた猫額庭だが、去年・今年と捩花が姿を見せた!?!
母の祥月命日の10日前に・・・!! 何か・・頭を叩かれているような、少々後ろめたい。
「令和参年(皇紀2681年)6月11日、記」



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