《“泉の森・・野草花”❖2021/3/20❖》 カンスゲ(寒萓); 冬でも緑の葉を枯らすことのない常緑多年草なので寒萓と呼ばれ、 春になると先端に雄花、下に雌花を付ける。樹木の陰などに顔を見せる。 根茎は、短く広がらず、葉を叢生し匐枝は出さない。基部の鞘は光沢のない黒紫色。 葉は線形で硬く幅6~15㎜、断面がM字形とならず、脈が明瞭、葉縁の小刺は鋭い。 葉の間に多数の花茎を出し、茎頂に雄花穂を1個付け、その下に雌花穂を数個付ける。 仔細観察略。昨年は、4月1週に開花を確認。 「令和参年(皇紀2681年)3月20日、記」