泉の森で足を踏み入れていなかった場所で出会った小さな花。
ヘビイチゴ(蛇苺);
田圃の畔や道端など、やや湿ったところに生え、茎は地を這い節から根を出して増える。
葉は黄緑色で3小葉。小葉は長さ3cm前後。葉腋から長い柄を出し黄色花を1個つける。
花は直径1.5cm位。副萼片は萼片より大きく、先は3裂し、長い毛がある。
近似種にヤブヘビイチゴがあるが、花が直径約2cmと大きい(但し、判別は難しい)。
ヒメヘビイチゴは小葉が長さ0.5〜1.5cm、花は直径7〜8mm、葯は赤紫色。
近日の遺伝子解析の結果、ヘビイチゴはキジムシロ属に非常に近いと判明した。
ヘビイチゴ属 Duchesneaからキジムシロ属 Potentillaに変更された(2008年)。
「令和参年(皇紀2681年)3月16日、記」