《時節・_・襍感⇔植栽された樹の種子と黄色い花”》
一昨日の昼間、今年はじめて雪がチラチラと舞った。この地ではめったに雪を見ないが。
今朝は、少し寒いが青い空が広がっている。心地良い(こんな寒さが好きだ)。
今の時期、里山では仲々野生花を見ることが出来ない。でも花芽が見れるのは楽しい。
しばらく前に造園的植物公園に散歩に出掛けた。其処は薔薇に力を入れてる植物公園である。
開園して未だ10年に届かない。地表の自然植生が徐々に出来上がって来てると映る。
植栽された低木、その一つに「芙蓉」があった。植栽構成(公園内の位置)として楽しみだ。
花が枯れた後の姿でもあるが、種子を包む殻が五つに割れ、中の小さな種は飛んで行く??
飛ぶと言っても空を舞うほどに軽いとは見えない。周辺に撒かれるって言う雰囲気だった。
芙蓉の果実が割れ、種子が飛ぶ風情を枯芙蓉と呼び冬の季語でもある。これぞ日本人の感性か。
芙蓉が植栽された所から北側、小丘に油菜(菜の花・菜種)畑が広がっていた。
今や観賞用として野菜にするハナナ(花菜)が主か。照明用の油としては栽培していないだろう。
菜種油としてのアブラナ(油菜)は、愛用する人はかなり居ると思う。
菜の花からの「蜜」も結構人気がある。一口に菜の花といっても、数百種もある。
蜜も種類によって色々で微妙に異なる。蜜蜂が好むものと好まないものもある。
多用される菜の花、春を感じさせてくれる花だ(訪問時は曇り、何処となく柔らかく映った)。
「2019/01/20・花菜ガーデン」