“豆(種子)”《襍感・/・点描18-71》

トキリマメ(吐切豆)   マメ... トキリマメ(吐切豆)   マメ科(Fabaceae)
学名:Rhynchosia acuminatifolia Makino
別名:オオバタンキリマメ(大葉痰切豆)
ヘクソカズラ(屁糞蔓/屁臭蔓)... ヘクソカズラ(屁糞蔓/屁臭蔓) アカネ科(Rubiaceae)
学名:Paederia scandens(Loureiro) Merrill
Paederia foetida auct. non L.
別名:ヤイトバナ、サオトメカズラ。

《時節感慨・・呟記・・“赤・黒・褐!!”》
トキリマメ(吐切豆);
和名の由来はよくわかっていない。同属のタンキリマメやヤブマメの実とよく似る。
葉は、タンキリマメ似だが、トキリマメは卵型で小葉の幅は下半部が広く先が急に長く尖る。
一方、タンキリマメは、全体に毛が多く葉先が尖らず葉の上半部の幅が広く、毛が多い。
7~9月ごろ、総状花序にノササゲやノアズキ同様に黄色の小さな花を多数つける。
実が熟すと赤い鞘(さや)が2つに裂け、それぞれの鞘に光沢のある黒い種がつく。
オオバタンキリマメとも呼ばれ種から痰を切る去痰剤(きょたんざい)が得られると言われる。

ヘクソカズラ(屁糞蔓/屁臭蔓)の花は、/7/17のブログルで記したので此処では省略。
蔓が枯れ始めてリース作りが可能と思える頃に成った。果実は直径約5㎜の球形の核果(石果)。
褐色で光沢のある丸い実は、熟すと黄褐色になる。実の中に半球形の核が2個入っている。
それぞれに種子が1個ずつ入る(果実は萼に包まれ、萼を割ると中に核がある。)
ヘクソカズラの実は、最初は緑色だが熟してくると美しいオレンジ色に成熟する。
実は鳥達の貴重な食料、そして鳥の体内で運ばれ糞と一緒に排出され、落ちた場所に芽を出す。
ヘクソカズラの実は、色々なものに活用されている。最も活用されてきたものに「化粧水」がある。
水でよく洗った果実10~20グラムをつぶして、アルコール250CCを入れて、
1週間くらい冷暗所に置いて数回攪拌(かくはん)する。
次に、グリセリン200CCを加えてその後、水を加え1リットルにして用いる。
また、ハンドクリームに混ぜて薬用クリームと使用してもよい由。
しもやけ、ひび、あかぎれなどには、生の果実を良く水洗いし、つぶす。
ハンドクリーム5に対して果実1の割合で、良く練り合わせて使用する。
患部に厚く塗りガーゼなどで押さえておき、朝夕1日2回くらい取り替える。
皮膚にうるおいが出て驚くような作用・効能がある。
(果実をつぶすときの臭いを消すには、乾燥させてから使う)
先人達は、色々工夫し実践していたようだ。市井の科学者、いつの時代にも居るものだ!!。

*    *    *    *    *    *    *

昨日、11月23日は、新嘗祭だった。
「天皇陛下、最後の新嘗祭に;11/24(土) 1:26配信・時事通信」
天皇陛下は23日、皇居・神嘉殿で宮中祭祀(さいし)で最も重要とされる新嘗祭に臨まれた。
来年4月末の退位を控え、陛下が行う新嘗祭は最後となる。
新嘗祭は天皇が新穀を神々に供え、自らも口にして五穀豊穣(ほうじょう)と国家国民の安寧を祈る祭祀。
午後6時からの「夕(よい)の儀」と、午後11時からの「暁(あかつき)の儀」があり、
それぞれ2時間行われる。陛下はこの日、例年通り夕の儀の後半に出席。暁の儀は掌典長が代拝した。
宮内庁は陛下の負担軽減のため、2009年から暁の儀への出席時間を短縮。12年からは夕の儀も同様に短くし、
陛下が80歳となった14年からは暁の儀への出席を取りやめた。昭和天皇は69歳で取りやめている。
来年11月には、新天皇となった皇太子さまが即位後初めて行う新嘗祭である「大嘗祭」に臨む。 
(産経新聞web版より抜粋)
昨夜、夕食に今年の新米“はるみ”を頂いた。ふっくらほんのり甘い、美味な新米だ。
僕は、好き勝手に人生を謳歌させて頂いているのだが、、、、!
皇位にあって、激動の昭和から平成を静かにしてご尽力された。やはり日本国の「御上」にふさわしい。

勤労感謝は、新嘗祭、そのものではあるまいか。
昨夜、今ひとつ嬉しいニュースがあった。2025年の万国博が、大坂に決まった由。
何はともあれ、楽しみだ。前の大阪万博は、見ていない。今回は、是非に観てみたい。


#ブログ #植物

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