《時節感慨・・呟記・・》
“進化・変化する技術Ⅱ(アナログ~デジタル)”
カメラ本体(ハード)の進化は、目を見張る。而して記憶媒体は更なる上を行く。
銀塩・現像、1本のフィルムで36枚、現像・プリント、と手間がかかった。
それが今や小さく薄いカードで数百枚も記録、気楽に削除もできる。
銀塩フィルムでのコストに比べるとエライ違い。経済負担の差はどれ程か。
今のカメラ本体の金額は、かなり高価。だが、フィルム代等々を考えると。。。!
現像・色修正も簡単に出来る今、A3判までなら自宅でプリントも出来る。
趣味とは言え、4x5を使っていた昔を思うと道楽どころか、狂っていたか昔!?!
高価な機材⇔今の鳥を追いかけている人々の機材もすごい。なんと高価なことか。
今も昔も大差ないか(機材価格)!!フィルム・プリント代の経費は、負担だった。
個人的な事だが、今や仏像を気楽に撮れる所は少ない。重い機材も苦痛になってきた。
最近は、植物観察・記録だけ。小さなデジカメで充分と気軽に対処してきた。
一方、身近な先輩、単に年齢的な後輩、寫眞仲間の面々、多くがプロ写真家だ。
それ故、新機材等は良く見せて頂いていたが分不相応、と関心を持たずに来た。
が今年に入って大先輩でスポーツ撮影を専門にされて来られた方が逝去された。
前の東京オリンピックでご指導頂き、再来年のオリンピックを楽しみにしていた。
今の時代、87歳ってまだまだじゃん。。気丈にされていただけに、突然で言葉もない。
その方の書斎で写真(上の画像)を見つけた。かつてこの部屋で実物も見ている。
機械美に魅了されたものだ。複雑、面倒臭い操作だったが、惹きつけられた。
そんな古いカメラに思いを馳せていたら、NIKON Fのシャッター音を思いだす。
あのシャッター音は、何とも心地よい。そんなNIKONが、新たなマウントカメラを発表した。
一眼レフの性能にミラーレスの特性を加味して進化移行した!?!ニコン党の血が騒ぎ出した。
新『Nikon Z7・Z6』は、社の創立101年目の登場だ。新マウント径は半世紀振りだ。
『F』『D』『Z』半世紀余りの間に数々進化を見せたがマウント径は変わらなかった。
径の変更は、練りに練ったものだろう。この先、如何に進化していくのか、楽しみでもある。
『Z』に触れてみると、やっぱりニコンそのものだ。シャッター音がたまらなく良い!!
そして手に持った感触が。。。イイィ~~!使ってみたい。即、予約してしまった。
Nikon Z7は、贅沢だ。オールラウンダータイプのZ6に。。。新たな感動を見つけたい。
個人の好みだけでしかないが、惹かれるに余りある。今一度、真剣に戦ってみたい!?!
用途別にあと2種類、狙っているカメラがある。ウキウキ・ドキドキ、まるで餓鬼だ。
欲張りなんだが、生きがいを新たに見つけた。誇張し過ぎだが、「今に生きる」実感だ。
2018年に憲法改善が始まるかもしれない。そして、写真・・撮影も新境地に。。。!
哲学的学問、趣味的写真、どちらも真摯に、じっくりとである。