花を見つめていると色々なことが走馬灯の様に脳裏をかすめる。
又、名付けられた花名の由來が!?!時として奇異に感じることも??
和名のつけ方って、独特。日本人の感性でもあるのだろうか!!
過日、薔薇園で観た“ジュビレ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコ”
クリームホワイトとローズピンクの覆輪が、華やか。四季咲き、微香性。
小国モナコを国際的リゾートに育てたレーニエ3世即位50周年に捧げられた薔薇。
華やかな国、グレース王妃の名声の方が我々年代には印象深い。
モナコ公国の色(赤と白)が鮮やか、この王室の華やかさを表しているみたいだ。
此の薔薇の系統“フロリバンダ”とは多花の意。
系統を遡ると、日本の野生種ノイバラとコウシンバラの交配種(ポリアンサ系)が最初。
そのポリアンサ系とハイブリッドティー系のバラを掛け合わせ、
ハイブリッドポリアンサ系のバラが誕生した。
それが後にフロリバンダローズと紹介され、世界中にその名前が知られる様になる。
フロリバンダは中輪房咲きで多花、四季咲き性で長い間花を楽めるのが特徴。
花壇やグランドカバー等のガーデン用としても重宝され、広く植栽されている。
帰宅して資料を読むと欧米の花の命名は、わかりやすい、とおもった。
“Jubile du Prince de Monaco”花の裏側から観ると「荘厳」とも映った。
一方、庭に咲いた「蝦夷透百合」
花壇のどくだみ群の脇に、今年も開花していた(5/22-昨日、開花・・家族談)。
エゾスカシユリ(蝦夷透百合)は名前の通り北海道地方に多いスカシユリの仲間。
海岸の岩場やがけに生える多年草で母種のスカシユリより大型、高さ90cm位になる。
スカシユリは花びらの根元が細くなって透けてみえるので名付けられた由。
庭の花は、先日来、報道されてた行方不明児童(保護された)七飯町近くで採取したもの。
温暖な神奈川県に移植され、茎は余り高くならない(50cm位)。
「大和市・居所'16/05/22」
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