“ショウジョウボク!?!”《襍_赤色・/・拈華微笑57》

ショウジョウボク(猩々木) ト... ショウジョウボク(猩々木) トウダイグサ科(Euphorbiaceae)
学名:Euphorbia pulcherrima
別名:ポインセチア
英名:poinsettia,Christmas flower
ポインセチアの花。 ポインセチアの花。
吹き抜けの「グリーンスクエア」... 吹き抜けの「グリーンスクエア」で迎えてくれた季節模様。
鉢植えポインセチアで構成された... 鉢植えポインセチアで構成されたクリスマスツリー
サカタのタネグリーンハウスは、... サカタのタネグリーンハウスは、県立相模原公園内にある大温室。
フランス庭園からのグリーンハウス建物。
後ろの塔は、麻溝公園の展望台タワー。

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ショウジョウボク(猩々木)と聞いてすぐにポインセチア(poinsettia)、
と分かる人は、樹々をよく知っている人だろう。
ポインセチアは、メキシコ~中南米に自生する常緑低木。
アステカ文明時代から赤い苞葉(ほうば)で染料を取るなど利用されてきた。
植物学者でもあった米国の初代メキシコ駐在公使ポインセット氏が発見した樹。
今では色々と品種改良されている園芸種でシクラメンと並び冬の鉢植の代表。
猩々とは能楽で使う能装束の空想上の「猩々」??に由来するとか。。。!
花には雄しべと雌しべだけで花びらがなく、これを包んでいた苞が花びらに見える。
茎の先の黄色い小さな花が、日照時間が短くなると開花。冬花の代表的存在。
(知らなかった和名、和名の命名って何とも可笑しい^^)
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先日、散策した相模原公園の中にある“グリーンハウス”
園芸の世界では有名な「タネ屋」さんが管理・運営してる大温室。
そのエントランスに大きなクリスマスツリーが飾られていた。
さすが「タネ屋」さんが組み創作したツリー!! 見入ってしまった。
今年は諸々あって、のんびりと花散策できなかった。
そんな年末に赤く萌えた鉢植え猩々木のアレンジは、お見事。
来年に向かっての思いを彷彿とさせてくれた。
今年は、静かにクリスマスを送った。
若い頃のクリスマスイブは、町中は賑わいクリスマスケーキの販売はすごかった。
昨今のハロウイーンのように。時代は移り変わって行くんだなぁ。。。が実感!

余熱利用の循環装置;
グリーンハウスの温室植物を育てるための装置。
暖房のために隣の南清掃工場から余熱を送ってもらっている。
清掃工場でゴミ消却で出来た熱湯が温室内の熱交換機に送られて、
そこで70℃のお湯をつくり、ユニット・ヒーターでグリーンハウスの冷暖房。
そして、その水は再度、清掃工場へもどされ再利用されている。
*     *     *
のんびりと自分の撮った画像を見ていて、イマイチって苦笑する^^)。
デジカメの凄さは、わかってきた。
交換レンズの使い方の難しさをも痛感した一年でもあった。
花の写真を撮っているが、使ったカメラ(1機種に絞って)ではダメだと判断。
写り、高解像力、描写の線の細さ、繊細さ、ボケさ加減、総て表現不足。
デジカメ仕様のレンズ特性を引き出せない。又、液晶の精度が良くなかった。

若いプロカメラマンの機材を使って撮った写真の描写具合を見て驚愕する。
倍率色収差、ピント位置前後の輪郭にマゼンタや緑色っぽい縁取りがつくような描写、
これらがまったくない。ピュアーそのもの、かぎりなく自然に写る。
プロは言う。
「ただし、この高価なレンズを使って困ってしまったことがひとつある。
ボケ味の美しさから、絞り開放で写したくなる欲求を抑えきれなくなるレンズなのだが、
その場合のピント位置は本当にシビア。一眼レフカメラでは内部のミラー、
ファインダースクリーンなどの微妙な調整のズレで完璧なピントが得られない。
色々と画像比較を見せてもらうとはっきりと分かった。
微細なズレがある。ファインダー撮影では満足な撮影ができず、
液晶モニターと拡大表示を使ったライブビュー撮影で初めて満足のいく結果が得られたという。
これからの高解像、高画質カメラは、物理的に考えてもファインダーを使った一眼レフではなく、
電子的に拡大表示できるミラーレス構造になっていくのだと予測していた。」
プロ機材的な繊細な機材を使うハイアマチュアカメラマンが多くなってきたが、
使いこなすのは、大変。。!爺では重たすぎるし高価すぎる等とのたまわっている。
最近、ミラーレスで素晴らしいデジカメが出現している。
1機種にこだわって撮った2年間だが、次のステップに進めそう、が来年だ。
かつて4X5を担いで、登攀では6X6で撮ったのが懐かしく思い出される。
今のデジカメ、画質ではあの4X5に引けをとらない。
「カメラ屋」とか「機材屋」とか・・・!?!日本経済を支えている人々が沢山増えた。
「写真屋」を自認し、画像表現、画質にこだわり愛用機を完璧に使いこなしている仲間たち。
マニアックな機材で見事な表現を見せてくれた若いカメラマン。
我が子世代、一世代前の人、更には年長者の仲間が特異な機材でお互い切磋琢磨しよう、と。
銀塩写真で育った人間が、デジカメ・レンズの特性になれるのに随分と時間を要したが。
爺の挑戦が、始まる。ボケ防止にもなるか・・・・!  2016年が楽しみだ。


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