センニンソウ、タチセンニンソウの仲間、無毛のつる性半低木で乾くと黒く変色する。
花は白色で円錐状集散花序をだし径2~3cmで上を向いて全開する。
4枚の白い萼(花弁の様に見えるのは萼片)にたくさんの雄しべと数本の雌しべがある。
葉の特徴は、葉が2回3出複葉、小葉は卵円形で艶・がある。
センニンソウ(仙人草)の葉は羽状複葉で小葉が卵形なので、葉のつき方が違っている。
紀伊仙人草の小葉のつけ根の部分には節があり、葉が枯れるとこの節から落ちる(特徴)。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)。
果実に白い毛がひげのようにできるので仙人草の名がついたと言われている。
自生地は、紀伊半島南部(和歌山県、三重県、奈良県)と熊本県で日本固有種。
大きさ=高さは、10~15メートルにもなる。花期は、晩夏の頃か!?!
【仙人草とキイセンニンソウの相違点】
葉:仙人草=3出複葉。キイセンニンソウ=2回3出複葉。
葉柄:仙人草=節が無い。キイセンニンソウ=節がある。
葉形:仙人草=卵形。キイセンニンソウ=長楕円形。厚みと光沢がある。
キイセンニンソウは10~15mの高所まで這い上がり、葉柄に括れがあるのも特徴。
※葉や茎の樹液は有毒!!水泡ができたりかぶれたりするので要注意※
三重県・奈良県・熊本県では絶滅危惧種、和歌山県は、準絶滅危惧種と其々指定されている。
***資料ヨリ抜粋***
マント群落の様に樹枝を覆い、「雪景色」に映るという。
そんな光景を見に紀伊に行ってみたい。
「9/13・・筑波実験植物園」
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