“森の定点観察(2)”《襍観 ・/・拈華微笑21》



コブシ(辛夷) モクレン科
学名:Magnolia kobus (=M. praecocissima)
別名:ヤマアララギ、コブシハジカミ

春に大きな白い花を付ける樹木だが、実の形は一寸グロテスク。
名の由來、実の形が(あるいは蕾の形が)拳に似てることから。。。?
別名のヤマアララギ・コブシハジカミは、実が有毒で、噛むと辛いからか!?!
(あららぎはノビル、はじかみはサンショウを意味する。)

昨今、この樹は同属の「タムシバ」か、とも思ってみたが。やはりコブシのようだ。 
コブシは、公園等でも見えるがタムシバにはなかなかお目にかからない。
日本海側山地、1000mを超す月山山麓では6月が見頃と聞く。
今年は訪ねたいと思っていたが、「朋、遠方より来る」で行けずに終わりそうだ。
コブシは花の下に一枚の葉が付くが、タムシバでは付かない。
白い萼片が3枚あり小さな花弁のように見え、葉の形はコブシに比べると細長い。
細い枝を折って匂うと、良い香りがするのでニオイコブシともいう。
学名、Magnolia salicifolia(モクレン科モクレン属)。
salicifoliaは「柳の様な葉」を意味する、コブシに比べ葉が細いことを指すか!!
この目で比べてみたいのだが。。。



「大和市・泉の森2015 6/24」

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