ヒュウガミズキ(日向水木) マンサク科(Hamamelidaceae)
学名:Corylopsis pauciflora Sieb. & Zucc.
別名:"イヨミズキ, ヒメミズキ"
「日向」・・宮崎県の自生は、後年の発見であり、日向地方ではなさそう。
トサミズキに対して小さいので、ヒメミズキが訛った、
あるいは、自生発見が京都付近なので、「日向守光秀」から、など諸説あり。
トサミズキと比べ花の房の長さが短く、背丈も1~2mと低い。
生垣として栽培されることが多いが、元々は野山の自生種。
葉が出る前に花を付けるので、すっきり見渡せる。
やせた土地にはえる落葉低木。枝は細く、よく分枝し、高さ2-3mになる。
葉は互生し、薄く長さ2-5cm。
葉が出る前に、長さ約2cmの短い穂状花序に淡黄色の花が垂れ下がるように1-3個咲く。
トサミズキ(土佐水木) マンサク科(Hamamelidaceae)
学名:Corylopsis spicata Sieb. & Zucc.
高知県の原産。ミズキと名前が付いているが、マンサク科の花木??
小さなツボミの中から10個ほどの花をつけ穂状花序が成長してくる。
蛇紋岩地や石灰岩地に生える、落葉低木で高さ2-4mになる。
ヒュウガミズキと比べ枝が太い。葉は長さ5-10cmで互生する。
葉裏や葉柄などに毛が多い。葉の出る前に、花序に淡黄色の花を7~8個つけ下垂する。
花弁は5個で長さ7mmのへら形。
3月17日誌「藤沢市・長久保公園」