ゲンノショウコ(現の証拠) フウロソウ科(Geraniaceae)
学名:Geranium thunbergii Sieb. & Zucc.
別名:ミコシグサ(御輿草),フウロソウ
冬に近づくにつれ庭に花を見なくなる。
いま見れるのは、マーガレットと浮釣木、位だ。
野放図の花壇、野草の枯れ茎等が目立ってきた。
そんな中に小さく細い2茎に種子が付いている!?!
どう見てもゲンノショウコ(現の証拠)の果実??
ここにゲンノショウコの花を見た記憶がない。単に見過ごしただけか!
作百合や台湾杜鵑草に気が取られ見過ごしてしまったか、謎である??
見つけたのが11月初め、時折、觀察していた。
別名のようにまさに神輿型に(11/19)なった。後は紅葉を待つばかりだ。
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首都圏で見るゲンノショウコは白色が殆どだが、紅紫色もある。
来年は、花を確認したい。何色が咲くか!?!種子も飛んだことだし、、、。
漢方薬の中で日本古来の民間薬の代表が、「ゲンノショウコ」だ。
乾燥した葉を煎じて飲むと20~30分で効き目が現れる!!
「現に良く効く証」。。。で名前が付けられた由。
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茎はやや地を這い毛が多い。葉は柄を持ち掌状(五角状扁円形)に3~5裂する。
花は直径1.5㎝前後、花弁5個、長柄先に1~2個つき、白色~紅紫色(中間色もある)。
萼片5個、萼片の先に短い棒状の芒がある。
萼片や花柄に腺毛があり、腺毛の量には変化がある。
雄しべ10個、葯は青紫色。雌しべ1個、花柱は5裂する。
果実は分果が5個の蒴果、果体の上に長い嘴があり熟すと5個の分果が巻き上がる。
種子は長さ1.7~2.2㎜と小さい。
類似のミツバフウロ、コフウロに生える毛は腺毛ではない。
愛知県絶滅危惧ⅠB類のミツバフウロは葉も似ており混同しやすい。
コフウロは葉が3全裂することで見分けやすい。
フウロソウ科の草、アケボノフウロやアサマフウロ等も鮮やかに色づく。
種を包んでいる皮がコイル状に巻き上がって種を飛ばす。
別名のミコシグサ(御輿草)、姿を御輿の屋根としたは、言い得て妙。
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11月19日誌「居所・庭2014・11・19」
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