薔薇の花“さらさ”《襍木 ・/・古往今来221》


バラ(薔薇) バラ科(Rosaceae)
学名:Rosa“Sarasa”

“さらさ”日本で2009年作出。
花色は咲き進むにつれてやわらかな桜色に変化するらしい。
花弁数は10枚の半八重咲き。
「やさしい春風のイメージ」だとか。
秋晴れにも映えて、かわいくもあった。四季咲き。

* * * * *
この風情は、その場におらないと感じ取れない。
花をながめながら・・・、
「秋きぬと目にはさやかにみえねども風の音にぞ驚かれぬ」
(藤原 敏行・・古今和歌集巻四)
意味を理解せずも、なんとなく脳裏をかすめた。
* * * * *


11月08日誌「平塚市花菜ガーデン」


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寒くても薔薇は咲くのですね。
桜色に変化する楽しみまで見せてくれるとは・・・春を待ち侘びる気分になります。
投稿日 2014-11-18 14:28

ワオ!と言っているユーザー


こんにちは、moonさん。

御地の紅葉・黄葉はいかがでしょう。

薔薇の野生種は、本来一季咲き。ある日、突然異変で四季咲きが生まれたのかもしれない。それを見た西欧の園芸家達は、四季咲き性を追い求めたのでしょう!?!
その育成の原点が、中国産のロサ・シネンシスであり、日本のロサ・ルゴサ(ハマナシ)が多用されたように思います。
ロサ・シネンシスの野生種を見たことがありますが、蕾の時(一寸開きかけた時)は淡い桃色ですが、開花すると紅色になる。この薔薇の園芸種に「月季花」と呼ばれるものが中国にあります。それが渡来し日本では「庚申薔薇」と呼ばれています。「庚申月」つまりは隔月に咲くってことでしょうか^^)。

昔、親に薔薇と話をする時は、作出された國の言葉で語りなさいって云われました^^)。
母は、だから日本の薔薇しか我が家にはない、と。ドイツで「白雪姫」の苗木を土産に持ち帰り母親に呈したことがありました。

リルケの詩、謎めいた詩句。
「おお、ばらよ、純粋な矛盾よ、
このようにおびただしいまぶたの奥で
だれのねむりでもないという喜び」
(高橋健二 訳)
“Rose,oh reiner Wirderspruch,Lust,
Niemandes Schlaf zu sein unter soviel Lidern.”

今日は、ちょっとさみしい事を聞きました。
昭和は、どんどんと、遠くなりますね。
投稿日 2014-11-18 17:23

ワオ!と言っているユーザー