ツルボ(蔓穂) クサスギカズラ科(Asparagaceae)
学名:Scilla scilloides (Lindl.) Druce
山野の日当たりのよいところに見える。
地下に鱗茎と呼ばれる丸い玉を持ち、強い繁殖力のため雑草として嫌われる。
しかし、鱗茎にはたくさんのデンプンを含み食用の山野草(救荒植物)である。
葉の間から20~40cmの花茎が立ち、先端に4~7cmの穂状の総状花序をつける
花は密につき、薄い紅紫色をしている。 花被片は6枚、雄蕊も6本である。
淡紫色・・薄い紅紫色の花をたくさんつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
蔓のような花穂、とか穂が連なるとか、花名の由来は、不明だが、
別名を参内傘(サンダイガサ)と云われる由。
宮中に参内するとき貴婦人が使った柄の長い傘を畳んだ形が似ているのだとか!?!
9月18日誌「大和市泉の森」