ムラサキシキブ(紫式部) シソ科(Lamiaceae/Labiatae)ムラサキシキブ属 Callicarpa
学名:Callicarpa japonica Thunb. ex Murray var. japonica
別名;ミムラサキ, コメゴメ
庭木として栽培され(園芸種)ムラサキシキブと呼ばれるのは、コムラサキ。
ムラサキシキブは山野に生える落葉低木。淡紅色の小さな花をつける。
果実は11月に、直径 4mm程の球形で光沢のある赤紫色に熟す。
名前の由来;
紫の実が敷きつめられた「紫敷き実(しきみ)」か「紫茂実(しげみ)」から。
「北海道~九州の山野に生え、高さ2~3m。樹皮は灰褐色で、若枝は星状毛があるが、のちに無毛。
皮目は楕円形でやや多い。葉は対生し、長さ6~13cm、幅2.5~6cmの楕円形~長楕円形。
先は尾状に尖り、基部は狭いくさび形。縁には細かい鋸歯。両面とも無毛。
裏面には淡褐色の腺点が散在する。葉柄は長さ2~7mm。葉腋から集散花序を出して、紅紫色の花を多数つける。
花冠は長さ3~5mmの筒状で先は4裂し、裂片は平開する。
雄しべ4個、雌しべ1個。果実は核果で、直径3mmほどの球形で紫色に熟す。
核は4個入り、長さ約2mm。花期は6~8月。
冬芽は、裸芽。紡錘形で長さ2~5mmの柄がある。葉痕は円形~半円形、維管束痕は1個で突出。」
良くく似た仲間にヤブムラサキがある。
自然分布: 北海道・本州・四国・九州
7月1日誌「6/14座間市・谷戸山公園」