漸く春めいて来た。樹々・草花共々個性あって興味はつきない。
里山を探訪すと色々な植物が迎えてくれる。
それらを眺めながら、人間界と対比させ自分をも照らしあわせている。
林床に「ノボロギク」の冠毛と思しき姿を見た。
冠毛の基に果実(種子)があって直径2mmにもみたない。
小さな種だがしっかりと子孫繁栄の手立てを担ってる。
この植物の成り立ちはともかく、目の前にある姿、ほこらしかった。
野草界で同系外来種が和種の生存を脅かしていることがある。
長い年月を以って純粋培養された草は、繁殖をあまり必用としない??
対して外来種は、生存競争に打ち勝つために強い繁殖形態を培ってきた。
和種より繁殖力にまさる外来種が目にしやすくなる。
それだけならよいが、周りを外来種に囲まれると外来種よりの混雑種が生まれる。
この繰り返しで、在来和種が消えてしまうこともある。
それ故、在来和種を守る手立てが必用となってくる自明の理。
目の前の花姿を眺めながら、いまの日本の状況が在来種と外来種に???
何か・・・符合してるって思えてくる。
ワオ!と言っているユーザー
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