スイス、チューリッヒから国際列車ICに乗り、
独逸フランクフルト方面へ。
シャフハウゼンを過ぎると、鬱蒼とした森を通る。
「黒の森」と呼ばれるドイツ唐檜を中心にした針葉樹林帯。
眺めているだけで、厳かな雰囲気を感じる。
とりわけ今の季節、白い綿帽子をかぶった姿は神秘的だ。
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ドイツトウヒ(ドイツ唐檜)
別名; ヨーロッパトウヒ(ヨーロッパ唐檜)
学名;Picea abies 英名 Norway spruce
マツ科(Pinaceae) トウヒ属(Picea)
高木/常緑/雌雄異花
高さ:50m位にもなる。/葉長:2~3cm/果長:10~16cm
樹形は狭円錐~円錐形。樹皮は灰褐色で厚く鱗片状に剥がれる。
側枝は水平または斜上で小枝が下垂する。
針葉は短く密につき濃緑色で光沢がある。
葉の断面は四角形で、各面に気孔線がある。
花は5月に開き、球果は長楕円形。
品種・栽培品種が多く、矮性の‘リトルジェム Little Gem’、
枝垂れ樹形‘ペンデュラ Pendula’、小型で匍匐性の‘プミラ Pumila’等。
原産地; ヨーロッバ
生育;浅根性で風にやや弱い。
耐暑性、耐寒性に優れ、刈り込みに耐え、雪にも強い。
庭木、公園樹、防風林、防雪林、クリスマスツリー等に用いられる。
建築材、ヴァイオリンの表板やピアノの響板などに利用される。
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「ヨーロッパモミ」と共に、針葉樹林帯での主要樹種のドイツトウヒ。
西欧でクリスマスツリーに用いられるは、「ドイツトウヒ」が一般的。
2008年にスウェーデンで発見された「ドイツトウヒ」が、世界最長寿。
何とΣ(゚д゚lll)”約9,550歳”と推定された。
ただし、長寿なのは根の部分で、上部はやや新しいらしいが。。。!
神秘的な独逸唐檜である。
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