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- 遊びと物語と聴くこと vol.254
今日は夜なにも仕事が入らなかった
こんな日
「やばい」っていう焦りより
つい
「いや〜のんびりするっていいなぁ」
と呑気に思ってしまう
なので呑気ついでにまとまりなく頭に浮かんでることを
つづってみよう
最近、ミヒャエル・エンデの『モモ』を読み返している
一度目に読んだのは子どもたちがとっても小さい頃で
久しぶりに読んでみると新しい発見がいっぱいある
モモに話を聴いてもらった人はただ話しただけなのに
スッキリして悩みが解決しちゃう
そして本当のことを話したくなる
話をたっぷり聴いてもらうことは自分を取り戻すこと
そしてもう一つ
物語を聴き空想の世界を旅することは自分を忘れること
この二つは人間にとってとても大事なこと
『モモ』の中では人間たちが時間を節約するために
どんどんこの二つを失くしていく
子どもたちも
ゆっくり話す じっくり聴く 大事な人たちとのおしゃべり
丁寧な仕事 何もないとこから遊びを作り出す
それが生きてるってことのような気がする
先日夫の実家に行った時
6歳と7歳の姪っ子たちと遊んだ
今どきの感じで1人一台
Switchを持っているような子たちだけど
部屋を真っ暗にして手には星のついたステッキを持ち
頭にはカチューシャ
入口からそーっと
「誰かいますかー?」
と洞窟か知らない家を探検するような遊びをしだして
私も巻き込まれた笑
ゲームやさまざまなおもちゃに囲まれてても
子どもの想像力はそんな簡単に根絶やしにならない
んだなぁとちょっとホッとした