人生の転機、それは人との出会い(4)
1月
6日
(昨日の、続きです)
どんな人と出会えば良いのでしょうか?
さて、、ここで一つの事例として、私自身の「出会い」について紹介させていただこうと思います。
それは、大学を卒業し、教授からの推薦で製薬会社に潜り込みましたが、医療関係者相手の営業になじめず、地元に逃げ帰ることばかり考える毎日を過ごしていました。そんな気持ちで働いていたのですから、当然会社の評価は最低で、何度も異動を余儀なくされながら、やる気のない毎日を過ごし30歳を過ぎるまで仕事に真面目に取り組んだ記憶はありませんでした。
そんな私にも、一つの転機が訪れました。それは当時一緒に働いていた先輩との出会いでした。当時の私は、営業職にも関わらず医療関係者への理由もない恐れからくる訪問恐怖症みたいな状態でした。しかしその先輩は、叱るわけでもなく、私の特技に目を向け、その特技を得意先が求めている事に気づかせてくれましたし、その上で私が本当はどうしたいのかを辛抱強く聞いてくれながら待ち続けてくれたんですね。おかげで、少しずつ自分を取り戻しながら働く意味をようやく感じながら過ごす事が出来始めました。
私にとって大きくて、とても大切な分岐点だったと、今でもこの「出会い」に感謝しています。
(続きます)
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