「未来人材ビジョン」に見る、これからの世代に求められている意識と行動(1)
11月
27日
今回は、経産省が発表した「未来人材ビジョン」について取り上げてみます。
皆さんは、「未来人材ビジョン」はご存知でしょうか?
未来人材ビジョンとは、2022年5月に経済産業省から発表され、今後の人材育成への方向性とその具体策について示されました。
その冒頭に以下の通り書かれています。
「経済産業省は、2030年、2050年の産業構造の転換を見据えた、今後の人材政策について検討するため、「未来人材会議」を設置し、雇用・人材育成から教育システムに至る政策課題について一体的に議論をしてきました。」(経済産業省HPより抜粋)
その報告書になかに、これからの時代に必要となる能力やスキルは、基礎能力や高度な専門知識だけではなく、次の社会を形づくる若い世代に対しては、次のような人材が求められるとあります。特に次の4点が強調されています。
1.「常識や前提にとらわれず、ゼロからイチを生み出す能力」
2.「夢中を手放さず一つのことを掘り下げていく姿勢」
3.「グローバルな社会課題を解決する意欲」
4.「多様性を受容し他者と協働する能力」
今回は、その中の一つである「常識や前提にとらわれず、ゼロからイチを生み出す能力」について、考察してみたいと思います。
(明日につ出来ます)
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