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内倉憲一 ニュースレター Vol. 338 「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」

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内倉憲一 ニュースレター Vo...

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」

この名言はいまの時代に本当に合っていますか?
経営者・内倉の視点から考える人材育成

前述の言葉は、日本海軍の山本五十六が残した名言として、今なお多くの経営者や教育者に引用されています。
しかし、私はこの言葉が現代の経営や人材育成にそのまま通用するとは思っていません。

リーダーは「全てをやって見せる」必要があるのか?

この名言が前提としているのは、「上に立つ者は、まず自らが模範を示さなければならない」という考えです。確かに美しい理念です。しかし、現在の経営環境では「リーダーがすべての専門領域に精通している」ことは不可能です。

IT、マーケティング、法務、AI、グローバル対応…
いずれも高度かつ専門的な分野であり、リーダー自身が「やって見せられる」領域は限られています。

現代の経営に求められるのは「任せる力」

むしろ今のリーダーに求められるのは、自分ができないことを他人に任せる勇気と判断力です。社員のスキルや知識を信頼し、適切な人材に適切な責任を与えることが経営の本質といえるでしょう。

やって見せるよりも、「信じて任せる」、そのうえで伴走し、支援する。それこそが、いまの時代に合ったリーダーの在り方ではないでしょうか。

名言に縛られず、時代に合った育成を

山本五十六の言葉は、当時の組織文化・軍隊という背景においては有効でした。しかし、現代の多様性と変化の激しい時代において、そのまま当てはめることはむしろ経営を縛るリスクすらあります。

経営者は、「自らがすべてを示さなければ人は動かない」というプレッシャーから自由になり、「自らがすべてを知らなくても、人を育て、企業を成長させる」という発想に切り替えるべき時代なのです。

経営者の強みは、すべてを知っていることではなく、最適な人材を活かせること。
今の時代にこそ、そうした経営が求められています。
 


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内倉憲一(うちくらけんいち)
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