英語では、責任という言葉で Responsibility と言う言葉よく使うのだが、会社内の場合では Accountability と言う言葉を使う。Responsibility と Accountability と言う似た言葉ではあるが、意味合いが少し違ってくる。その違いは、会社に対して経営者は Responsibility があるのにたいして社員は Accountability があると言う言い方をするとわかりやすいのではないだろうか。
日本語で Accountability は、説明責任と言う翻訳をされることがあります。これは Wikipedia では、『個人や団体がその行為、政策、製品などについて、法に従っていることを第三者に対して説明する義務があること。したがってこの責任を果たせない場合は、法的制裁が加えられることになる。』と言うように書かれています。
Accountability は、報告責任を言う。例えば会社が倒産した場合、社長はその債務責任を持たされる。それは債務責任という Responsibility を持っているから。それと比べてその会社の社員には多くの場合、債務責任は発生しない。それは社員には会社の経営責任がないから。でも、経営責任者にたいして会社の置かれている状態を報告する義務は存在する。その報告が無かった、報告を隠したような場合には責任を問われる場合もあるということです。
以前から何度も言っていますが、会社の最終責任を持つのは社長です。しかし、その社長を支えるためにまわりは責任を持った報告をする必要があるのです。それが Accountability なのです。
報告すらできない Accountability のない社員がいると困ります。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ
投稿日 2009-04-15 06:40
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2009-04-15 15:44
ワオ!と言っているユーザー