10月
9日,
2023年
事業戦略の策定で重要なのは、あなたの「事業の定義」と「提供価値」
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしおです。
これから起業したい、何かビジネスを始めたいと考えている皆さんは
どんな「事業」を頭に思い浮かべていますか?
「え、事業って言われても!?」
そうですよね?
今回はこの「事業」、特に事業戦略を検討する際の「切り口」や「柱」についてお伝えします。
検討すべき切り口や柱は、非常にシンプルに、4つ。
(1)事業の定義
「① 誰に」
「② 何を」
「③ どのように」
そしてここが最も重要なのが
(2)④「提供価値」
なお「① 誰に」「② 何を」「③ どのように」は、提供者側、つまり皆さん側からの視点。
一方「④ 提供価値」は、皆さんの顧客目線の視点。
もう少し解説を加えると以下の通りです。
(1)事業の定義
「① 誰に」
「皆様のお客様はどんな人ですか?」への皆さんからの答えです。
ここで「どんな」への回答が大切。いわゆる「ペルソナ」ですが、出来る限り、細かく、詳しく検討してイメージ化すると良いです。
「② 何を」
今度は「あなたのお客様に、どんな商品・サービスを提供しますか?」への答えですね!
これを検討する際には、皆さんが提供したいものを想起するのは当たり前ですが、同時に、
皆さんのお客様をイメージしながら、皆さんの提供物を焙り出して欲しいです。
「③ どのように」
これは、「皆さんの商品・サービスを皆さんのお客様に、どのように届けますか?」への答えです。
(2)「④ 提供価値」
誰に、何を、どのように、を検討した後で「提供価値」を考えます。
提供価値とは、
・お客様が、
・皆さんから提供してもらった商品・サービスを購入して
・「良かった!」「助かった!」「また買いたい!」と思うポイントは何か?
逆に言うと、この「提供価値」が感じられないと、買ってもらえない、ということです。
従って、事業展開をする上では、
(1)「事業の定義」より
(2)「提供価値」の方がより重要と言えるわけです。
いかがでしたでしょうか?
上記の切り口に従って、ご自身の事業戦略を考えてみませんか?
ではまた次回に!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお