5月
14日,
2023年
「リーダーシップ」というものを思う時(16)「仕事を『自分事』にさせるためには?」
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお、です。
管理職や職場のリーダーとして、よく耳にする課題として
「部下やメンバーが、自ら率先して仕事に取り組んでくれない」
というものがあります。
どうしたら、部下やメンバーが、自分の仕事やタスクを「自分事」として、自律的に取り組んでくれるようになるのでしょうか?
今日はこの点に関して考えてみたいと思います。
先ずは「自分事」と感じるためには、以下の点が満たされていることが大切だと感じます。
1.自分の仕事やタスクに取り組む「意味」や「意義」を理解し、腹落ちしていること
2.やっていること自体が楽しく、自分のためになっていると感じること
3.自分の仕事が周りの役に立っていると認められ、自分という存在が認知されること
では上記を醸成させるために、管理職やリーダーとしてすべきことは何でしょうか?
1.与える仕事へ取り組むことの意義やその成果が及ぼす意味を、上司の自分の言葉できちんと伝える
2.本人に自分の強みや得意技を認識させ、それを伸ばすことが良いことだと伝える
3.それらを仕事に活かす方法や、より発展させる工夫を考えさせる
4.上司は部下の変化や成長に注目し、それを定期的に本人に伝える
5.部下同士を協業させる機会を作り、お互いの強みや得意技を認識するようにする
6.「チーム全体として自分たちがどこに向かっているのか?」を、リーダーは部下にきちんと伝え、それを個人の成長とどう結びつけるかを皆で検討する
いかがでしょうか?
また次回に!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお
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