「リーダーシップ」というものを思う時(16)「仕事を『自分事』にさせるためには?」

「リーダーシップ」というものを...
こんにちは!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお、です。

管理職や職場のリーダーとして、よく耳にする課題として

「部下やメンバーが、自ら率先して仕事に取り組んでくれない」

というものがあります。

どうしたら、部下やメンバーが、自分の仕事やタスクを「自分事」として、自律的に取り組んでくれるようになるのでしょうか?

今日はこの点に関して考えてみたいと思います。

先ずは「自分事」と感じるためには、以下の点が満たされていることが大切だと感じます。

1.自分の仕事やタスクに取り組む「意味」や「意義」を理解し、腹落ちしていること

2.やっていること自体が楽しく、自分のためになっていると感じること

3.自分の仕事が周りの役に立っていると認められ、自分という存在が認知されること


では上記を醸成させるために、管理職やリーダーとしてすべきことは何でしょうか?

1.与える仕事へ取り組むことの意義やその成果が及ぼす意味を、上司の自分の言葉できちんと伝える

2.本人に自分の強みや得意技を認識させ、それを伸ばすことが良いことだと伝える

3.それらを仕事に活かす方法や、より発展させる工夫を考えさせる

4.上司は部下の変化や成長に注目し、それを定期的に本人に伝える

5.部下同士を協業させる機会を作り、お互いの強みや得意技を認識するようにする

6.「チーム全体として自分たちがどこに向かっているのか?」を、リーダーは部下にきちんと伝え、それを個人の成長とどう結びつけるかを皆で検討する


いかがでしょうか?

また次回に!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお


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