11月
19日,
2021年
木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day4)「儲かる仕組みを考える」
昨日に引き続き、木村勝男氏の著書
「放牧経営」
を読み進めて行きながら、私がキーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。
この本のテーマを一言で表現すると
「いかに経営社員を育てるか?」
経営社員?
はい!
- 木村氏が考える「経営社員」とは?
- そのような社員を育てる仕組みとは?
これらを読み解きながら進めて行きます。
第1章「あなたには経営者の資格がありますか」
章立て
1.社内に経営者を作る(完了)
2.社員には「稼ぎ方」を教える(完了)
3.「儲かる仕組み」を創る(本日)
『「儲かる仕組み」を創る』
章立て
1.目標と目的
2.「仕事」というものをどう捉えるか?(社員目線と経営者目線)
3.考え方の差が会社を伸ばす
1.目標と目的
(1)世の中で今、目標達成能力の高い人材が求められている。
(2)目標設定は、誰が、何を、いつ迄に、など「5W1H」を明確にすることが大事。
(3)しかし目標設定をする前に、もっと重要なことがある。何のためにという「目的」が必要。経営社員には目標設定の前に、必ず目的を考えてもらう。
(4)経営者は「会社が存在する理由」と「働く目的」を、社員に明確に伝えなければならない。
2.「仕事」というものをどう捉えるか?(社員目線と経営者目線)
(1)社員目線では、従業員ではなく「主業員」という発想が必要。
①仕事は給料を得るためだけではなく、自己成長が得られるものと捉える。
②「能動的」に仕事をすると課題が見えてくる。逆に言うと課題が見えてくるのは、自分が能動的になっている証拠。
③「従業員」は業務に従う人。「主業員」は自らの意思や自律性・能動的に業務に携わる人。
④能動的になると「学び」大きくなる。だから成長する。
(2)経営者目線では、人件費は「投資」、という発想が必要。
①人件費は、その人が価値を会社にもたらすために必要な投資と捉える。
②人件費には給料だけではなく、教育投資も必要。
③生産性、特に「知的生産性」を高めるための投資が必要。知的生産性を向上させることは即ち、「儲かる仕組み」を考えること。
3.考え方の差が会社を伸ばす
(1)小さな会社でも利益は出せる。必ずしも大きな会社が強いとは言えない。
(2)企業の生産性は「知的生産性」が生み出す。小さな会社だが、知的生産性を最大限に活用して大きな仕事は出来る。
(3)経営者の仕事は「経営のアイディア」を生み出し、利益を出すこと。
(4)そのためにはBS(貸借対照表)上の指標から会社の姿を描く。これが長期的に全体最適な経営を求める考え方である。
(5)つまりPL(損益計算書)を下の方、即ち純利益額を出発点にして、必要な売上をはじき出す、という発想が有益。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
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