10月
21日,
2021年
「自分の強みを見つけよう『8つの知能』で未来を切り開く」(Day3)「多重知能理論とは?」
昨日に引き続き
「自分の強みを見つけよう『8つの知能』で未来を切り開く」
を読み進めて行きます。
このシリーズの全体像は、こんな感じで進めて行こうと考えています。
(仮)構成・章立て
1.「知能」などの言葉の定義と導入解説(完了)
2.「多重知能理論」とは?
3.8つの知能
4.多重知能理論の活用法
今日のテーマは
2.「多重知能理論」とは?
今日の章立て
1.多重知能とは?
2.8つの知能と脳の部位との関係
3.知能個性と職業
4.知能を伸ばすためには?
1.多重知能とは?
(1)人間は皆それぞれ、脳の各領域に対応した8つの知能を持っている。そして、これらの知能はそれぞれ大いに伸ばすことが出来る。
(2)IQ(知能指数)との違いは、知能を単一と捉えるか、複数あると捉えるか、である。
(3)8つの知能はそれぞれ独立している。それら8つの強弱が人の頭脳の表す個性となる。
(4)従って、「ふたりの内どちらの知能が高いか?」という問題は、多重知能理論ではそもそも成り立たない。
2.8つの知能と脳の部位との関係
(1)論理的・数学的ー左側頭葉と右頭頂葉
(2)言語的ー左側頭葉と前頭葉
(3)音楽的ー右側頭葉
(4)空間的ー後頭葉と頭頂部の右半球
(5)博物的ー左頭頂葉
(6)身体・運動的ー小脳、大脳基底核と運動皮質
(7)対人的ー前頭葉、側頭葉の右半球と大脳辺縁系
(8)内省的ー前頭葉、頭頂葉と大脳辺縁系
3.知能個性と職業
(1)知能個性とは、人が持っている知能の強弱や、職業によって求められる8つの知能の強弱のこと。
(2)プロフェッショナルとは、能力が突出しているのではなく、様々な知能を活用して能力を発揮している状態。つまり複数の知能を組み合わせて使うのがポイント。
(3)特定の知能が強い人が、ある特定の職業に従事している傾向はある。しかし、弱い知能を使っていないという訳ではなく、ある程度万遍なく使っている。
4.知能を伸ばすためには?
(1)学びを通じて、知能を伸ばす。
(2)自分の知能の強弱を理解した上で、学びの焦点を検討する。
(3)自分に合致した学習方法を選ぶ。人によって得意な方法とそうでない方法がある。
(4)好きなことや得意なことに重点を置いて学ぶのも一法。
(5)知能を伸ばそうとするよりも、職種や科目などの「領域」での能力開発を行うことが、結果としてそれに関連する知能を伸ばすことに繋がる。
(6)一つの分野・領域を極めることで、多くの知能を強化できることもある。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。