10月
8日,
2021年
「いちばん優しい事業承継の本」を読み進めながら(Day4)「現社長と後継者、それぞれの心掛け・配慮」
昨日に引き続き、今日も
「いちばん優しい事業承継の本」
を読み進めながら、私が個人的にキーポイントと感じる部分を選び、このブログに綴って行きます。
今日のテーマは
「現社長と後継者、それぞれの心掛け・配慮」
章立て
1.承継に際して
2.後継者の心掛け・配慮
3.現社長の心掛け・配慮
1.承継に際して
会社・事業を承継すると「一言で」表現するには余りある事業承継。
仕事を引き継いだ経験は誰にでもあると思いますが、承継される側と承継する側とのお互いの協力関係にのみ成り立つ、と言っても過言ではないと思います。
自分の会社・事業を託す側、一方、先代から会社・事業を託される側、双方に様々な想いと苦労が想定されます。
従って先ずは、承継をスムーズに行うための「心掛け」を、それぞれの立場に立って、幾つか項目を挙げて整理します。
(なお、原著ではそれぞれ10項目列挙されていますが、私の独断と偏見で5項目に絞っています。)
2.後継者の心掛け・配慮
(1)去り行く者の心境を配慮せよー心の声を聴き共感を持て
(2)継ぐべき事業の本質を見極めよ
(3)周囲から本音を聞き出す「ヒアリング能力」を磨け
(4)事業承継は次世代への「投資育成事業」と心得よ
(5)先代の最後を見送ることが最大の責務と覚悟せよ
3.現社長の心掛け・配慮
(1)客観的視点を持て
(2)継がせるべきモノの本質を見極めよ
(3)周囲にの意見を聴く「ヒアリング能力」を磨け
(4)事業承継は次世代の「教育事業」と心得よ
(5)人の命には限りがあることを悟れ
敢えて細かな解説は割愛しました。しかし、それぞれの文言・表現に深い含蓄が感じられる内容ですね!
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。