8月
23日,
2021年
社長・店主が身に付けたい「社員のやる気」を引き出す対話力(5)「セミナー全体構成・流れ」
昨日に続けてテーマは、
「社長・店主が身に付けたい『社員のやる気』を引き出す対話力」
昨日までの数回に分けて、
- なぜ今、このテーマなのか?
- 受講して良かった!と参加者が感じるものとは?
- 提供者である私が伝えたいことは?
などについて記述してきました。
即ち、参加者と提供者の双方の視点に立ち、それぞれの想いをぶつけてみて、そこから重要な内容を浮き彫りにしてみようと試みてきたのです。
そこで今日は、これらを踏まえて、
「90分間のショート・セミナーの構成や流れ」
を検討していこうと思います。現時点では未だ未だ柔らかい感じなので、思い付きや矛盾点もあるかと思いますが、ご勘弁ください。
なお、このショート・セミナーはZoomを使ったオンラインで提供することを念頭に置いています。
1.ざっくりとした流れ
(1)参加者各人による簡単な「自己紹介」&「参加目的」
(2)セミナーの趣旨や全体の流れ、「グランドルール」の説明
(3)導入ー講師からの問い掛け「どういう時にやる気が出たか?」(経験を思い出す)&ブレークアウトで協議・共有
(4)全体で共有
(5)職場での会話例(before & after)参加者によるロールプレイ
(6)「傾聴」スキル&具体的な行動様式
(7)「質問」スキル&具体的な質問例
(8)スキルより大切なことー心掛け・マインドセット
(9)まとめ・振り返り
(10)参加者全員から:感想と明日からの行動宣言
2.留意点
(1)オンライン講座なので、参画意識を持って頂くため、双方向スタイルで。そのためには自由に発言しても良いという「安心安全」の環境作りが重要(グランドルールで守秘義務を伝える。)
(2)スキル編では具体的な行動様式・やり方の具体例を数を絞って例示(あまり多くを伝えない)。持って帰ってもらって、職場で実際に試すように誘導。
(3)ロールプレイは参加者になり切って演じてもらい、臨場感を出す。
(4)明日からの「行動宣言」は最後の締めの重要な部分。具体的例示を自らの言葉でコミットしてもらう。そして試してみて得た感想を講師まで伝えるように依頼。
(5)もっと学びたいなどのフォローアップの導線を最後に伝える。
(6)90分内に収めること。少し物足りないくらいが丁度良い(フォローアップに繋げられる)
こんな感じでしょうか?
ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ