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(通称”CPCC”) は、チャーリーパーカーの演奏を学び、自己の音楽表現を向上させようというサックスプレーヤーの集まりです。

2005年3月12日に石森管楽器地下ホールで発足会を行ない産声を上げました。

参加はサックスをこよなく愛し、チャーリーパーカーを学びたい方ならどなたでも大歓迎です。

CPCCに興味のある方はHPで詳細をご確認ください


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復刻版 ビックバンドのお話その11

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復刻版 ビックバンドのお話その...
2009年も早いもので本日が最終日です。

今年は、いろいろなものを試すためと自己満足のためにオークションやネットショップ、お店で手に入れました。

部屋のステレオ装置が壊れたので少しでも良い音が出る小型のスピーカーを探していて、CPCCの飲み会で話題になった、タイムドメイン理論というものを元に作られたタイムドメインというスピーカーを手に入れ、とても音の定位が良くクリアなので気に入っています。

時計も1968年製のビンテージ オメガ Constellation やセイコーの24時間以上動かさないと針が止まるパワーセーブ機能が付いたキネティック・パーペチュアルカレンダーモデるや、遊びで購入したドン小西の自動巻き時計もありますが、この時計はたいして使っていないのにすぐに壊れてしまい、クレームを出そうにも保証書に記載の電話は通じないしオークションショップなので安心していましたが、削除されていて連絡がつかない悪質業者に当たってしまいました。
皆さんも気を付けてください。 といっても一時販売して煙のように消えてしまい、新たなショップ名でIDを取るので新しい所は避けるくらいしかできないですけどね。

部屋の壁紙を張り替えてから何も飾っていなかったので、少し華やかにしようと思ってフランス人画家のジャン・クロード・キリチの『海に向かう坂道』という地中海の町並みを描いたリトグラフやヒロ・ヤマガタの『バースデーパーティ』というシルクスクリーンを購入して飾りました。
90cmの額は部屋に飾ると存在感抜群です。

ブログでも紹介した Millefiori のフレグランスはあれから3種類増えましたが、お店でかいだ香りが良くても、部屋に合うとは限りませんね。
ちょっとスパイシーなものを購入しましたが、ずーとこの香りでは頭が痛くなりそうです。
トイレや玄関など長居しない場所には合いますので、使う場所に合わせた香りを選択することが必要ですね。

庭もチョキチョキと生垣などをやっていましたが、園芸用の40cmある電気バリカンを購入し一気に刈り込みをしています。
梅の木の小枝も切れるので、小型チェーンソーと合わせて、だいたいの手入れが短時間で終わるようになりました。
使い始めは慣れなくて、自分の電源コードを切ってしまいました・・・
ディスクグラインダーも購入したので、木の加工はもちろん、金属の切断もできるので廃棄電気製品の解体にはずいぶん役に立ちました。

庭の手入れをやっていると蚊に刺さるので、どうにかならないか調べてみましたが、どうもハーブを植えると良いらしいので、スペアミントなどを9ポット植えてみましたが、あまり効果は感じられないです。
ハーブティにして飲んでみましたが、香りは出ますが、もう少し研究が必要な味です。
ハーブは寒さにも強いので、枯れることなく元気に香りを楽しませてくれるので、この点は良いですね。

蚊の対策を更に調べて見ると、ニームというアフリカのスーダンで、イナゴの大群が大襲来し、ありとあらゆる木の葉や野菜類を瞬く間に食べ尽くされ荒涼とした景色の中に、緑々と残る木(ニーム)をドイツの昆虫学者が目撃したことがきっかけで、研究され200種類以上の害虫などに効果があるという木を見つけました。

インドでは"ミラクルニーム"と呼ばれるこの木は、万病に効く、白蟻などのいかなる害虫も寄せ付けない木、として有機肥料や紙、衣類などの保存用等に広く利用されているそうです。

さっそくオークションで40cmくらいの木を2つ入手して、寒さに弱いので3年間は暖かい部屋で冬を過ごすため、今は部屋の中に真四角な白い鉢に入れて飾っています。
残念ながら葉は枯れて来ていますが、昨日その葉を煮出して殺虫剤を作りました。
庭に植えて殺虫効果が出るのは3年後以降ですね。

最近は、ららぽーとの in The Room 閉店セールで半額で購入した130cmもある サンスベリアという観葉植物も部屋に入れています。
購入してから調べましたが、このサンスベリアはマイナスイオンを沢山出す植物だそうです。

車用品では、3000ccのウインダムを購入してからワックスや洗車機にかけたことがありませんが、洗車時にコーティング剤を水と一緒に使う楽ちん洗車で綺麗にしています。
いままでは、プラモデルのハセガワがプラモデル用のコーティングポリマーを実車用に開発した零三式コーティングポリマーを使っていましたが、オークションに出ていなかったので、初めて洗車の王国という洗車屋さんが販売しているファインクリスタルというものを購入しました。

実は、高圧洗浄機をこの会社から買いましたが、ついでに詰替用が量も多いし安かったので購入したものです。

なかなか良い臭いもするし、輝きも水はじきも良いので気に入っています。

会社の隣がフェラーリやポルシェ、マセラッティ、ベントレーなど高級外車ばかり入庫する修理屋さんで、車体も鏡のように綺麗に仕上げているので、一度コーティングをお願いしようと思っていますが、車体に付くスラッジを取り除くねんどを使ってみたら、塗装がつるつるになったので、当分はコーディング剤とねんどで十分そうです。

今年は身の回りの物にお金をかけましたが、高圧洗浄機をはじめ、家を綺麗にしたり、部屋を綺麗にしたり、ソファーベッドを入れてゆったり空間を作ったりすることができましたし、家のセキュリティとして、熱・煙感知器を台所と全部屋と廊下に自分で取付ける事もできて良かったと思います。

もちろん音楽でもリードアルトからテナーに戻り King Super20 Silver Sonic のテナーを手に入れたり、練習録音用のレコーダーを購入して活用しています。

来年は寅年
 虎を野に放ち 虎視眈々としていても 虎穴に入らずんば虎子を得ず
 虎の尾を踏むのもおそれず、元気に挑戦していきます。

来年もよろしくお願いいたします。


復刻版 ビックバンドのお話その11です。

これは2004年11月12日のブログを見直したものです。

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前回まで、1stアルトサックスから5thバリトンサックスまでの役割についてお話をいたしましたがいかがでしたでしょうか?
どのパートも大切な役割を担っているんですね。

サックスセクションは、甘いカクテルミュージックやダンス音楽から大蛇がうねるような図太いサウンドまで、たくさんの表現をすることができるセクションです。
そして、綺麗なハーモニーが奏でられたときは、演奏しているプレーヤーも聴いている方もとても感動を覚えます。

是非このような感動のサウンドを目指して、セクション練習を細かなところまで詰めて表現できるようにしましょう。

さて今日は、木管楽器であるサックスセクションの宿命である、持ち替え楽器のお話をいたします。

では、いきましょう

● サックスセクションの宿命 − 持ち替え楽器について

持ち替え楽器には、どのようなものがあるか、まずお話しいたします。

一番多い代表的な持ち替え楽器としては、ソプラノサックス、フルート、クラリネットがあげられます。

だいたいビックバンドで使われる曲では、この3種類の持ち替え楽器の指定がほとんどです。

その他にも、ピッコロ、アルトフルート、バスクラリネットがありますが、この指定がある譜面は少ないですね。

アレンジャーによっては、バスクラリネットをよく使う人もいますが・・・

1.なぜ持ち替え楽器が必要か?

サックスはご存じのとおり木管楽器です。
アレンジャーは欲しいサウンドを出すため、メロディーラインであるサックスセクションに多彩な音色の変化を求めるわけです。

フルート、クラリネットも木管楽器ですので、その組み合わせで出したいサウンドを指定するわけですね。

この持ち替え楽器の必要性は全てアレンジャーにかかっているんです。

曲の途中で持ち替えの指定があったり、全面持ち替え楽器で演奏する曲もあります。

ベニーグッドマンに代表されるクラリネットリードの曲や、デュークエリントン当時のビックバンドでは、よく持ち替え楽器の曲がありますし、ヴォーカルの曲でも良く出てきますね。

最近は、持ち替えが必要な曲が少なくなっているような気がしますが、多彩なサックスセクションのサウンドを出すためにも、ビックバンドを楽しんでいるプレーヤーは、持ち替え楽器を練習しておく必要があります。
特にプロになってビックバンドに入りたい方は必須です。

たくさんの楽器をマスターするのは大変ですが、いろいろな楽器が吹けることのできるサックスセクションの特権かもしれません。

ちなみに、トロンボーンの持ち替えはほとんどないですし、トランペットでは、フリューゲルホーンを持ち替えて使うくらいです。 サックスの人は、器用じゃないとできないですね。

2.パートごとの持ち替え楽器として多いのは (私が多いと思う順番に並べてみました。)

1AS : ソプラノサックス、フルート、クラリネット

3AS : クラリネット、フルート、ソプラノサックス、アルトフルート、ピッコロ

2TS : フルート、ソプラノサックス、クラリネット、ピッコロ、アルトフルート

4TS : フルート、クラリネット、アルトフルート、バスクラリネット

5BS : バスクラリネット、ピッコロ、アルトサックス

だいたい、このような持ち替えの指定が多いと思います。

先ほどもお話ししたように、ピッコロ、アルトフルート、バスクラリネットはあまり使われませんが、担当するパートはだいたいこのようになると言うことでご覧ください。

今日は、持ち替え楽器がなぜ必要か?のお話と、パートごとの持ち替え楽器の種類をお話いたしました。

次回は、どの持ち替え楽器を練習したらよいか? のお話ししたいと思います。
#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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復刻版 ビックバンドのお話その10

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復刻版 ビックバンドのお話その...
三菱一号館1階にある Cafe 1894 明治27年当時の銀行の営業窓口として使われたフロアの姿をよみがえらせ、写真のような姿でカフェになっています。

この建物は、英国人ジョサイア・コンドル設計を再現させるため、レンガをひとつづつ積み上げた建物だそうです。

1階の Cafe 1894 はレトロな雰囲気でウエイトレスもレトロな服装をしています。

それに二層吹き抜けで約8mもある空間は開放感があります。

残念ながら営業が終了した後だったので見るだけでしたが、ゆっくりと座ってみたいですね。

営業時間は、<月〜金> 11:00〜23:00 (L.O 22:00)
   <土・日・祝> 11:00〜19:00 (L.O 18:00)
東京都千代田区丸の内2-6-1 三菱一号館


復刻版 ビックバンドのお話その10です。

これは2004年11月8日のブログを見直したものです。

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前回は、4thテナーサックスのお話をいたしましたがいかがでしたでしょうか?
4thテナーは、サックスの低域を担当するとても大切な役割を担っているんですね。

では、今日はサックスセクションの重低音を担当する、5thバリトンサックスについてお話いたします。

● ビックバンドの秘密? リード以外のサックスの役割とサウンドの作り方は?

リードアルトに対しては、絶対服従! とお話しましたが、そのとおりなんですね。
大切なことなので、前回と同じことをもう一度お話します。

吹き方(アーティキュレーション)や音程、ダイナミックレンジ、音の切り方など、全てリードアルトに合わせます。

ハーモニーの時も、リードアルトに対して音量・音色・ハーモニーの音程を合わせて、気持ちのよいサックスサウンドを奏でましょう。


5thバリトンサックス

このパートは、サックスセクションサウンドのカナメとなります。

ハーモニーの底辺を決めるパートです。 そしてベースやバスドラム、バストロンボーンなどバンド全体の低音楽器の音をよく聞いて吹くことが要求されます。

他のサックスと違うリズムパターンを演奏したりすることもよくありますので、頭の切り替えが必要なパートでもありますね。

大切なのは、しっかりとリズムと音程をとることです。
ベースを聞くと良いかも知れません。

リードアルトに対してハーモニーを合わせると言いましたが、本当は、このバリトンサックスが出した音に乗っかるという表現の方が正しいかも知れません。

それだけサックスセクションのハーモニーでは重要なパートです。

リードアルトとのオクターブユニゾンもよくありますので、しっかりと合わせましょう。
音程について言えば、アルトの音域ではチョットしたアンブシャの変化が音程にすぐに影響しますが、バリトンサックスの場合は低音なのでそれほど影響はしません。
それよりも図太い音色で吹けるようになることが大切とも言えます。

ダイナミックレンジやアーティキュレーションが付けづらい楽器ですし、最低音のA(ラ)まで小さな音で吹くことも難しいですが、太く豊かな音色で吹けるようになることがやはり大切です。

ハーモニーのときは、4thテナーと同じように、少し大きな音で吹いてサウンドを支えることが必要です。

ハーモニーの土台を作っているということが、吹いていると良く分かると思いますが、これが低音を受け持つバリトンサックスの醍醐味ですね。
気持ちいいことうけあいです。

あまり目立たないバリトンサックスだからといって、倍音の多い音でバリバリ吹いてはいけないですね。
太い厚みのある音でバリトンサウンドを作りましょう。

ベースと同じようなリズムパターンを行うときは、ベースになったつもりで、ドラムをよく聞いて演奏しましょう。

バストロンボーンと一緒にバンド全体のハーモニーを支えるときも、お互いに聞きあって合わせることが必要です。

バストトンボーンは、太く豊かな音を出す人が多いので、バリトンも太く豊かな音色で合わせると、迫力が増します。

低音楽器は、バンド全体のハーモニーの厚みを増す、重要な役割を持っていますので、遠慮しないで吹くことが大切です。

ただし、セクションや全体をよく聞いて飛びぬけないように注意してくださいね。

このバリトンやバストロンボーンがうまいバンドのサウンドは、聞いていてとても厚いサウンドになるため迫力があります。

縁の下の力持ちがこのバリトンサックスですね。

今日は、重低音を担当する、セクションの縁の下の力持ち、バリトンサックスについてお話いたしました。
ビックバンドでバリトンサックスを一度やったらやめられない、というくらい魅力的な楽器です。

それぞれの楽器ごとに役割や楽しみ方があるんですね。 ビックバンドでのサックスセクションのことが、少しでも分かっていただけたでしょうか?

ライブなどでビックバンドを聴く機会がありましたら、どのようにバンド全体の中でサックスセクションが活躍しているか、綺麗なハーモニーを奏でているか、そしてサックスセクションのそれぞれのパートの音を聞き分けてみてください。
うまいバンドは、一つの厚い束になって聞こえてくるはずです。


バリトンサックのビンテージには、現代楽器では出せない、とても良く鳴り素晴らしい音を出す楽器があります。
機会があったら是非いろいろなバリトンサックを吹いてみてください。
最低音がAではなくBbまでのバリトンは一度試してみてください。
新しい世界が開けますし、こんなに簡単に良い音が出ることにビックリすることでしょう。


次回は、持ち替え楽器のお話をしたいと思います。
#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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復刻版 ビックバンドのお話その9

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復刻版 ビックバンドのお話その...
東京駅前の丸の内にある三菱一号館は1894年(明治27年)に丸の内ではじめての近代的オフィスビルとして建てられました。

写真はその煉瓦造りの建物ですが、昔は丸の内が一丁倫敦と呼ばれた赤煉瓦街だったそうです。

横浜みなとみらいにも赤レンガ倉庫がありますが、ここは保税倉庫のために作られ、2号館は1911年(明治44年、1号館は1913年(大正2年))に作られていますので、この時代は煉瓦造りが最先端だったのかも知れません。

赤煉瓦は暖かみがあって、煉瓦の汚れにも歴史が感じられていいですね。

12月は何かとバタバタしていて落ち着かないですが、夜景でもゆっくり見て落ち着きたいものです。

残念ながらこの写真は10月のはじめに撮影したものでした。

では、サックスの話しに戻りましょう。

復刻版 ビックバンドのお話その9です。

これは2004年11月7日のブログを見直したものです。

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前回は、3rdアルトサックスのお話をいたしましたがいかがでしたでしょうか?
3rdアルトは、サックスのサウンドカラーを決めるためにとても大切な役割を担っているんですね。

では、今日はサックスセクションの4thテナーサックスについてお話いたします。

● ビックバンドの秘密? リード以外のサックスの役割とサウンドの作り方は?

リードアルトに対しては、絶対服従! とお話しましたが、そのとおりなんですね。
大切なことなので、前回と同じことをもう一度お話します。

吹き方(アーティキュレーション)や音程、ダイナミックレンジ、音の切り方など、全てリードアルトに合わせます。

ハーモニーの時も、リードアルトに対して音量・音色・ハーモニーの音程を合わせて、気持ちのよいサックスサウンドを奏でましょう。

4thテナーサックスの役割

音の厚みを増すために必要な音を出しているのが、この4thテナーです。

アドリブは多くありませんが、2ndテナーとのアドリブバトルはビックバンドの醍醐味でもありますから、アドリブもしっかり練習することが必要です。

このパートは、3rdアルトほどではありませんが、一人で練習してもメロディーが分かりずらい音を吹いています。

ムーンライトセレナーデに代表されるグレンミラーサウンドでは、クラリネットとオクターブユニゾンで吹いているのは、この4thテナーです。 このような曲のときはやりやすいですね。

2ndテナーよりも低い音を吹くことが多いので、全体的に低音が多いのもこのパートの特徴です。

サウンドの底辺を支えることからも、バランス的には、少し大きな音で吹かないとサウンドがやせてしまいます。

ピラミッド(三角形)を思い浮かべていただければ分かりますが、低い音ほど大きな音で吹かないとサウンドに厚みが出ないんですね。

曲想にもよりますが、太くて少しダークな音のほうが比較的セクションのサウンドがまとまりやすいと思います。

同じ音が並んでいたりして、アーティキュレーションが付けずらいことが多いのですが、しっかりとリードアルトを聞きながら2ndテナーに合わせハーモニーにはまるように吹くことが必要です。

2ndテナーよりもハーモニーでは気持ちのよい音が多いのも、この4thテナーですので、しっかりと吹いて4thテナーの醍醐味を味わいましょう。

今日は、4thテナーの役割のお話をいたしました。
4thテナーは気持ちがいいんですよ。
あまり目立たないですが、サウンドを支えている感じがとてもよく分かるパートです。
低音を良く響かせるように練習すると、更に気持ちよく吹けるようになりますよ。

次回は、サックスセクションの最後、バリトンサックスについてお話いたします。
#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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復刻版 ビックバンドのお話 その8

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復刻版 ビックバンドのお話 そ...
早いもので2009年も最後の月に入りました。

例年ならコートに裏地を着けたり、オーバーを着てもおかしくない時期ですが、今年の首都圏は比較的暖かいので、まだコートを着ていない人もいます。

私は寒いのが苦手なので、マフラーとコートを着て通勤していますが、電車の中は暑いですね。

師走になると忘年会シーズンです。

昨日も汐留にあるカレッタで、昔の仕事仲間4人で忘年会をしてきました。
普段はほとんど合わないので、久しぶりに会うと面白い話しが沢山あって楽しくていいものです。

その忘年会の前に、いつも素通りしている日本テレビのエスカレーターを上がってチラッと見てきました。

毎朝見ている日本テレビのズームインSUPERで、羽鳥慎一さん、西尾由佳理さんが毎日撮影されているデッキも見てきました。

携帯で写真を撮りましたが、ボケてます・・・

ズームインも30年なんですね〜

さてさて、復刻版 ビックバンドのお話 その8です。

これは2004年11月6日のブログを見直したものです。

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前回は、2ndテナーサックスのお話をいたしましたがいかがでしたでしょうか?
アドリブやるなら2ndテナーのパートがいいと思いますが、それなりの練習が必要ですね。

では、今日はサックスセクションの3rdアルトサックスについてお話いたします。

● ビックバンドの秘密? リード以外のサックスの役割とサウンドの作り方は?

リードアルトに対しては、絶対服従! とお話しましたが、そのとおりなんですね。
大切なことなので、前回と同じことをもう一度お話します。

吹き方(アーティキュレーション)や音程、ダイナミックレンジ、音の切り方など、全てリードアルトに合わせます。

ハーモニーの時も、リードアルトに対して音量・音色・ハーモニーの音程を合わせて、気持ちのよいサックスサウンドを奏でましょう。

3rdアルトサックスの役割

サックスセクションの中では、とても難しくて重要なパートです。

アドリブソロもよく出てきます。

3rdアルトはハーモニーの中でも色付けを行うテンションを吹くことが多いので、音程をとるのも難しいし、とてもオンチな譜面が多いんですね。

譜面だけやっても、まったくメロディーが分からないこともよくあります。

でも、この3rdアルトの音がハーモニーを色づける意味では、とても大切な音を吹いているんです。

一言でいうと、ハーモニーに対するバランス感覚 が一番要求されるのが3rdアルトサックスのパートでしょう。

音が飛びぬけてしまってはサウンドにならないし、音が小いさすぎると指定されたハーモニーが表現できません。

セクション練習の時には、サウンドにはまる音程と音量に注意してリードアルトとセクション全体を聞きながら行ってください。

その欲求不満は、ソロのときにぶちまけましょう (笑)

今日は、3rdアルトサックスのお話をいたしました。 わけが分からない音を吹いているようでとても重要な役割を持っているんですね。

次回は、4thテナーサックスのお話です。
#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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復刻版 ビックバンドのお話 その7

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復刻版 ビックバンドのお話 そ...
先日オークションで高圧洗浄機を落札しました。

今までは庭や縁石の青コケを取るのに、デッキブラシに洗剤を付けてゴシゴシやっていましたが、とても大変で何か良い方法がないか以前から考えていましたが、どうも高圧洗浄機は、抜群の威力を発揮して思った以上に簡単に綺麗にしてくれる、という書き込みが多いので手頃なものを探していました。

有名なのはドイツの専門メーカーKARCHERケルヒャーの高圧洗浄機です。
家庭用から業務用まで種類も多く、ジャパネットたかたでも、ケルヒャー製のオリジナルを出していました。

国産もありますが、有名なメーカーのものはチョット高いので、ひょんな事から見つけた洗車屋さんが扱っている高圧洗浄機が、値段も手頃で性能も良さそうなので購入しました。
ついでに車のコーティング剤も購入です。

さてさてワクワクしながら組み立てて実際に使ってみると、なんと素晴らしい!
噴出ノズルを絞て細くすると、ものすごい勢いで、先日塗ったばかりのコンクリートの塗装が綺麗に剥がれていくほどの威力があります。

この勢いだと簡単にケガをしそうなので、高圧洗浄機の扱いには注意が必要ですね。

縁石やコンクリートの青コケも簡単に飛ばしてくれるし、玄関前のタイルの目地も真っ白になりました。

まるで消しゴムで消しているような感じです。

ガラスや雨戸もあっと言う間に綺麗になるので、今まで雨戸を外して洗剤で洗っていた苦労は何だったんだと思います。

楽しくなってきたので、隣のお宅の白木の門や玄関を綺麗にしてあげました。

洗剤も使わずに気持ち良く落ちて、お昼と美味しい焼酎までいただきました。

最近は歩いていると、高圧洗浄機を使いたくなるようなところが沢山目に付きます。

しょっちゅう使うものではありませんが、年末の大掃除には大活躍しそうです。

さてさて、復刻版 ビックバンドのお話 その7です。

これは2004年11月5日のブログを見直したものです。

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前回は、サックスセクションサウンド作成方法についてお話ししました。
3度や5度のハーモニーは簡単なようで、とても難しいんですね。

ジャズの場合は、テンションが入ってきたり、半音や1音で隣の人と当たったりするアレンジもたくさんありますので、耳を大きくして、リードとバンド全体の音を聞きながら吹きましょう。

今回から各パートの役割について4回に分けてお話をしたいと思います。

では、今日はサックスセクションの2ndテナーサックスについてです。

● ビックバンドの秘密? リード以外のサックスの役割とサウンドの作り方は?

リードアルトに対しては、絶対服従! とお話しましたが、そのとおりなんですね。
大切なことなので、前回と同じことをもう一度お話します。

吹き方(アーティキュレーション)や音程、ダイナミックレンジ、音の切り方など、全てリードアルトに合わせます。

ハーモニーの時も、リードアルトに対して音量・音色・ハーモニーの音程を合わせて、気持ちのよいサックスサウンドを奏でましょう。

2ndテナーサックスの役割

1番テナーとも言いますが、ここは、リードアルトに対するセカンドということで、2ndテナーでお話を進めます。

2ndテナーは、サックスセクションの中では、アドリブがよく割り当てられるパートですので、アドリブソロができることがとても重要になってきます。

ソロだけではなく、フィーチャー曲もたくさんありますので、セクションでの役割のほかにも、リード以上に歌心やテクニックが必要なパートです。

言ってみればバンドの花形プレーヤーですね。

ハーモニーの中では、だいたいリードアルトの下に位置する音を吹くことが多いので、比較的譜面はやりやすい音の並びが多く、リードアルトに対してハーモニーもつけやすいパートです。

リードアルトに対して合わせるのは勿論ですが、隣の4thテナーの人にリードの吹き方を伝える役目もあるんです。

ですから、しっかりリードアルトに対して合わせて吹かないと、4thテナーの人が吹けなくなってしまうんですね。

2ndテナーは、テュッティのハーモニーのときやエンディングの吹き伸ばしの音で、3rdトロンボーンや3rdトランペットと同じ音を吹くことがよくあります。

同じ音の友達を探して音程を合わせましょう。

もちろんリードアルトに対して合わせますが、全体でサウンドを出すときには、同じ音を吹いている人どうし、お互いに気を使うことも必要です。

バンド全体のサウンドですから、きちんとしたハーモニーが出ていれば、必ず合うはずなんです。

違っているときは、誰かがおかしい音やダイナミックレンジが違ってバランス悪く吹いていますので、サウンドチェックを行うことが必要ですね。

今日は、2ndテナーサックスについてお話をいたしました。

次回は、3rdアルトサックスについてお話ししたいと思います。
#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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復刻版 ビックバンド お話 その6

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復刻版 ビックバンド お話 そ...
今日の写真は、ACTUS で購入したオタマを立てて置けるお皿です。

このお皿を初めて見たときに、家のオタマは小皿に横に置いてあるのを思い出して、立てるという発想のこのお皿は面白いと思い買って帰りました。

しかし先日割ってしまったので、妹の分も含めて二つ買ってきたものです。

雑貨はアイデア商品も沢山あって面白いし、使ってみると使いやすいものもありますね。

さてさて、復刻版 ビックバンドのお話 その6です。

これは2004年11月4日のブログを見直したものです。

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前回は、サックスセクションテュッティの時の合わせ方とバンドのテュッティサウンドの作り方についてお話ししました。 お話がバンド全体になってきましたので、サックスセクションにお話を戻して、サックスセクションのサウンドの作り方、練習方法をお話したいと思います。

ということで、参考になれば嬉しいですが、今日のお話に行きたいと思います。

● ビックバンドの秘密? サックスセクションのサウンドの作り方・練習方法は?

まず言えることは、リードアルトに対しては、絶対服従!(笑) の気持ちで吹きましょう。

吹き方(アーティキュレーション)や音程、ダイナミックレンジ、音の止め方など、全てリードアルトに合わせます。

ハーモニーの時も、リードアルトに対して音量・音色・ハーモニーの音程を合わせて、気持ちのよいサックスサウンドを奏でましょう。

音色を合わせるのは難しいので、ニュアンスと思ってください。 サブトーン気味に吹いているのに、倍音の多い音で吹いては、音程が合っていてもサウンドになりません。

サックスセクションのハーモニーの美しさは、基音でのハーモニーと倍音でのハーモニーなんですね。 ですから音色のニュアンスを合わせると、とても綺麗なサウンドになるんです。

以前あるアマチュアのビックバンドを聞いたときに、サックスセクションのサウンドがとてもおかしいのにすぐに気がつきました。
よく見たらテナーの人がフュージョンでよく使われているデュコフのマウスピースを使っていたんです。
それもビャーという倍音のとても多いビックバンドでは目立つサウンドです。
その人の音だけが大きいというよりも、サウンドから飛びぬけていたんですね。

これでは、ビックバンドのサックスセクションが台無しです。
マウスピースを楽器の種類ごとに全員合わせる必要はありませんが、ハーモニーを壊してしまうようなマウスピースは使わないほうがいいですね。
サウンドをコントロールできる人は別ですが、バンドの形態にあわせた音が出やすいマウスピースを選ぶべきだと思います。
そのテナーの方には、ビックバンドにそのマウスピースは音が飛びぬけるので合わないですよ。
とおせっかいな私は言いましたが、その後その方がマウスピースを変えたかは?です。

● サックスセクションの綺麗なハーモニーの作り方・練習方法

まずはハーモニーの感覚を養うことが大切です。
綺麗にハモったときは、とても気持ちがいいです。

1.2人でやる練習方法

3度の和音を低い音から、ゆっくりと半音ずつ上がっていきます。 同じ種類のサックスならば、低いC(ド)の音とE(ミ)から始めます。

ここで注意することは、綺麗なハーモニーが出るまで音をのばして確認することです。

1度のCを吹く人は、正しい音程で必ず吹きます。 3度のEを吹く人は少し音程を低めにとらないと、綺麗なハーモニーが出ません。

次に、綺麗に出たハーモニーの音程を覚えて、最初から綺麗なハーモニーが出るように3度の和音を吹きます。

それができてから、次の半音高い音に移動して上がっていき、低音のCに戻ってきます。

綺麗にハモると、吹いていない5度の音が聞こえてきますよ。
試してみてください。 

2.3人でやる練習方法

3度5度の和音で1.と同じように行ないます。

最初にCを正しい音程で吹きます。

3度のEを担当している人が、3度の和音を綺麗にハモるように出します。

その上に5度の音G(ソ)を重ねます。 5度の人は難しいですが、音程をいろいろ変えてハーモニーにはまる場所を探しましょう。

最初に作るハーモニーがとても大切です。

それができてから半音スケールで上がって下がってきましょう。

アルトとバリトンサックスはEbで、テナーサックスはBbキーの楽器ですので、始める音には注意してくださいね。

アルトが低いCのときは、テナーは中音のBbが3度の音になります。 テナーが低音のCのときは、アルトで低音のBが3度、5度は低音Dになります。

バリトンはオクターブ上になりますが、バリトンを一番下のルート音を吹くとやりやすいと思います。 いろいろと担当を変えて試してください。

3.4人でやる練習方法

これも同じですが、4人目の人は7度(7thセブンス)の音を吹きます。 Cに対してオクターブ上から1つ下のBの音ですね。 これをメジャーセブンスハーモニーといいます。

または、アルトとバリトンなどで、ルート音をオクターブで出すと、その間に3度と5度の音が入るので、ハーモニーがわかりやすくなります。 注意するのは、同じ指でオクターブが出ますので2人の音程はきちんと合わせる必要があります。

そして、ハーモニーを確認しながら半音スケールを行います。

4.5人でやる練習方法

3、のセブンスハーモニーにルート音をオクターブで入れます。

5.まとめ

このような簡単なハーモニーでの練習を、担当を変えながら行うことが大切です。

そうすると、3度のとき、5度のときには、どのような音程で吹かなくてはいけないかわかります。

一番の効用はハーモニーに、はまっているかどうかの感覚がつかめることです。
この感覚がつかめると、リードアルトの音に対して、自分のパートの音がハーモニーに合うように瞬時に調整できるようになります。
バンド全体のハーモニーに対しても同じようにできますので、この感覚を練習によってつかんでくださいね。

他にも、コードを変えて練習するのもとてもよい練習方法です。

この練習方法は、サックスソリにも当てはまります。

譜面に書いてある音の長さ、テンポをまったく無視して、一つ一つのハーモニーをロングトーンを行いながら確認していく方法です。

この方法で行うと細かなフレーズでも、ハーモニーの確認を行うことができ、そのハーモニーの感覚を養うことができます。 それを一通り行った後に指定されたテンポで練習すると、今までと違ったサウンドになりますよ。 サウンドがおかしいときには、もう一度ハーモニーの確認を行ってみましょう。

今日は、サックスセクションのハーモニーの作り方・練習方法のお話をしました。 この練習は時間がかかりますので、毎回行うことはできないかもしれませんが、サウンドを作る上でとても効果的な練習方法ですので、いろいろと工夫して行ってみてください。

次回は、またサックスセクションのお話ししたいと思います。
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復刻版 ビックバンド お話 その5

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復刻版 ビックバンド お話 そ...
今日は羽田に韓国に遊びに行く方を見送りに行ったので、以前撮った飛行機からの写真を載せてみました。

今日も快晴でしたが7月16日に四国に出張したときも快晴で、この写真は伊豆半島を撮ったものです。
写真に撮ると見えづらいですが、芦ノ湖もはっきり見えました。

飛行機や新幹線は通路側の席をよく取りますが、このときはたまたま窓側の席を取ったので、何の気なしに窓の外を見ていたら、三浦半島、湘南海岸、伊豆半島、静岡、関西空港、淡路島と海岸線を飛行していたので、地図どおりの姿が上空から眺められて感動しました。

さてさて、復刻版 ビックバンド お話 その5です。

これは2004年11月3日のブログを見直したものです。

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2004.11.3 今日は、ビックバンドのお話 その5 をいたします。

前回は、ビックバンドでのサックスセクションのリーダー リードアルトの役割についてお話ししました。 リードアルトは、バンド全体のリズム・音程に気をつけながら譜面を歌うことが必要で、セクションのアーティキュレーションや音量を決めるとても重要なポジションです。 勿論それ以外のパートの人もそうですが・・・

今日は、もう少しリードアルトについてお話ししたいと思います。 テュッティの時の合わせ方とバンドのテュッティサウンドの作り方です。

● ビックバンドの秘密? サックスセクションテュッティの時の合わせ方とビックバンドのテュッティサウンドの作り方は?

リードアルト (1stアルト)その2

5.テュッテイは、縦ラインを合わせる

縦ラインとは、リードトランペット+リードトロンボーン+リードアルトのことです。

前回の3.でテュッテイの時はリードに音程を合わせるお話をしました。 テュッテイ時の歌いアーティキュレーションやダイナミックレンジもリードトランペットに合わせます。 ですから、テュッティの時は、全てリードトランペットに合わせる必要があるんですね。 これをサックスソリのように好きに吹いてしまうと、テュッティになりません。 トロンボーンもそうです。 そのために練習の時は、この縦ラインの3人で吹き方すべてを、まず合わせることが必要になってきます。 リードアルトは、このことをよく理解しておくことが重要です。

ビックバンドでのブラス隊のテュッティでは、次のように合わせていきます。

a.リードトランペットが歌いを決める

b.リードアルト、リードトロンボーンがその歌いを完全にマスターする 特に注意するのは、音の止め方です。 アーティキュレーションが合っていても、この音の止め方が合っていないとバラバラに聞こえてしまいます。 フレーズの最後にロングダウンがあった場合などは、何泊目からダウンして、何泊目までに終わらせるか なども決めておきましょう。 決めたことは、忘れないように必ず譜面に書いておきます。 

c.リードトランペットに対するダイナミックレンジを決める ユニゾンでも、ハーモニーでも勿論合わせますし、リードトランペットに対する音量バランスもセクションリーダーとしてリードアルトが決めます。

d.リードトランペットに音程を合わせる これは合っていないとダメです。 ただし、リードトランペットがハイノートで音程が定まらないときは、合わせる必要はありません。 逆にそれ以外のリードの人がしっかりした音程で吹きましょう。

6.リード以外のメンバーは、横ラインを合わせる

横ラインとは各セクションのリード以外のパートのことです。 リードアルトをよく聞いてハーモニーを作ります。 勿論リードトランペットを聞きながら合わせますが、ハーモニーは、セクションで作ることが必要ですので、セクションで綺麗なハーモニーが出るように、パートごとダイナミックレンジに注意してセクションのサウンドを作っていきます。 アレンジによっては、他のセクションと合わせるパートもありますが、基本は縦ラインに合わせ、各セクションのリードに合わせることです。 バリトンサックスは、他のパートと同じことを行なう場合がよくありますが、その場合は、同じことをやっているベースやバストロンボーンなどと合わせることが必要になってきます。 また、アレンジによっては、それぞれのパートがバンド全体の音を聞いて行なうことも必要ですが、まずはリードアルトに対する横ラインを合わせてから考えましょう。

7.縦横が揃ったら、バンド全体で合わせる

最後にリズム隊と合わせていきます。 ドラムのアタックの入れる場所やフレーズ間のリズム隊の入り方を決めていき、テュッティ全体の仕上げをしていきます。

ここで、ダイナミックレンジの確認やリズムに対する歌い方を再確認することが必要です。 とくにリズム隊のダイナミックレンジが大切になってきます。 バンド全体がテュッティだからといって常に大きな音で出してはいけないです。 テュッティ全体の流れを理解して、極端なくらいテュッティの中で、小さくなったり大きくなったり意識して練習しましょう。 思っているほどダイナミックレンジが出ていないので、極端にやって丁度聞いている方に伝わるんですね。 あとはコンサートマスターが曲を理解していろいろと決めていきますので、それに従いましょう。

今日は、テュッティ時のリードアルトの注意点や合わせ方、そしてビックバンドのテュッティサウンドの作り方などをお話いたしました。 話がビックバンドサウンドの作り方になってきてしまいましたが、最近スイングガールズで話題のビックバンドですので、サックスから見たビックバンドサウンドの作り方を、気ままにお話しさせていただこうと思います。

次回は、サックスセクションのサウンドの作り方・練習方法のお話をしたいと思います。
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復刻版 ビックバンド お話 その4

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復刻版 ビックバンド お話 そ...
練習を録音したりライブの録音にはMDを使っていましたが、接触が悪くなって時々録音されていないことも多くなってきたので、長時間高音質録音で簡単にPCにデータがコピーできるICレコーダーを購入しました。

1ヶ月前にサンヨーのICレコーダー ICR-PS1000M を価格ドットコムの最安値店で19.800円で購入できました。

先ほど調べたら最安値が22,800円ですから2千円も最低価格が上がっています。

サンヨーからOEM供給を受けているヤマハのICレコーダーPOCKETRAKは29.759円ですから、基本性能が同じサンヨーとでは1万円も差が出ています。

サンヨーは既に生産中止をしていますので、販売店の在庫のみとなっているので、これから価格がどうなるか?ですね。

他のリアルPCM録音のもので性能が良いものも沢山あり、欲しいものもありましたが、大きすぎて重いし、専用バッテリーで充電器やパソコンのUSBが必要になります。

その点サンヨーは小さくて軽い、電池もエネループ以外でも単3を1本用意すれば録音が続けられるし、電池の持ちもいい、バンドの練習やライブの生録がほとんどの使い方なので、外部マイクを使って手元でON−OFFができることが気に入っています。

今までのMDでは音質の悪いLP3で4時間、このICレコーダーに8GBのmicro SDHCメモリカードを入れていますので、最高音質で10時間以上録音できるので十分すぎます。

いろいろと探していましたが、良い時期に買ったのかも知れませんね。

さてさて、復刻版 ビックバンド お話 その4です。

これは2004年11月1日のブログを見直したものです。

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前回は、ビックバンドでのサックスセクションの役割についてお話ししました。

今日は、サックスセクションのもう少し細かなことについて書いてみたいと思います。

● ビックバンドの秘密? サックスセクションそれぞれの役割は?

リードアルト (1stアルト)

サックスセクションの親分・リーダーです。

メロディーを吹き、ハーモニーのときも一番高い音を吹くのがリードアルトです。 もちろんアレンジにより例外はあります。

リードアルトは、メロディーを歌い上げたり、ダイナミックレンジやビブラートなどを決めて他の4人をリードする、サックス5人のリーダーなんですね。

メロディーを吹くので、一番やりやすいといえば、そのとおりですが、間違えるとすぐに分かってしまうのもリードアルトです。

では、サックスのリーダーとしてビックバンドの中で何を注意しなくてはいけないか、お話ししますね。

1.はっきり吹く

リードアルトは、他の4人を引っ張っていくリーダーですので、フレーズをはっきり吹く必要があります。 そうしないと他の4人がどのように吹いたらいいか分からなくなってしまい、良いサウンドが出ないんですね。どのようにアーティキュレーションを付けるか、ダイナミックレンジを付けるか、ビブラートをかけるか、など全てリードアルトの吹き方で決まります。  セクション練習の時は、この吹き方、フレーズの歌い方を合わせるために、譜面に書き込みを行ないます。 余談ですが、高橋達也と東京ユニオンの譜面を楽屋で見たことがありますが、本当に真っ黒になるくらい、細かい書き込みがしてありました。 プロの方でも、歌いを合わせるために沢山書き込みをしているんですね。

2.リズムを良く聴いて、リズムに乗り遅れたり、早くなったりしない

とにかくリズムに乗ることが大切です。 メロディーを歌い上げると、ついつい気持ちよくなって、遅れる傾向になりますので気をつけましょう。 バラードなどの時は、テンポがゆっくりなので、特にその傾向があります。 この場合は、倍のテンポでリズムを取ると遅れたりしません。 試してみてください。

3.メロディーやハーモニーを吹くときは、音程に気をつけましょう

これは、下手なカラオケを聴かされているのと同じです。 特に目立ちやすい中音のG(ソ)から上の音は注意しましょう。 ベースの音を聞いて音程が分かるようになるのが一番いいのですが、先日も紹介した、ベルに挟むマイクを使うと演奏中に音程が確認できますので、これを使って練習してみるのも一つの方法です。

譜面に書かれていなくてもリードアルトの解釈として、音をしゃくり上げるベンドを付けたり、ダウンをかけたりするのは自由ですが、特にベンドをかける場合は、最後に正しい音程に持っていかないと、とても聞き苦しいので注意が必要です。

4.テュッティの時も、音程を気にしましょう

楽器を吹くときは常に音程に注意しないといけないのですが、ビックバンドの場合は、大人数で音を出すため、誰に合わせていいか分からなくなることがあります。 テュッティ(ブラス隊全員でソリを行なうこと)の場合は、リードトランペットに合わせます。 実は、リードトランペットは、バンドの柱なんですね。 大親分です。 リードトランペットの音程が少し違っていても、一番目立つ音なので、逆らわずに合わせましょう。 練習の時は、やさしく指摘してあげてください。

5.ビブラートは曲想で使い分けましょう

ビブラートをかける時も、あまり大きな音程差を持ってかけると、違うジャンルのサウンドに聞こえてしまいますので、曲想によって使い分けることが必要です。 これは本物の音を聞いて勉強する必要があります。 このビブラートを研究すると、それっぽく聞こえますので、是非本物を聞いてくださいね。

今日は、リードアルトのお話でした。

次回は、まだまだ続く、サックスセクションのお話をしたいと思います。
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復刻版 ビックバンド お話 その3

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復刻版 ビックバンド お話 そ...
マルティのソファーベッドは快適です。
快適すぎてだらだらしちゃいます。
写真は in The Room のパステルグラス

さて、今月の1日より一駅前の横浜駅より歩いて帰っています。
5キロチョットあるでしょうか、早歩きでだいたい45分から55分の間に家に着きます。

昨年8月よりタバコを止めてから食べ物が美味しいので、食べていたら腹回りが太くなり、スーツがきつくなったり、Gパンが入らなくなってしまいました。

会社のそばにフィットネスクラブやボクシングジムなどがありますが、着替えを持って会社に行かなくてはいけないし、あまり続きそうもないので一駅前から歩くことにしたんです。

これなら何もいらないし、6月に購入したリーガルのゴアテックスシューズが歩きやすくて雨の日もOKです。

歩き始めの二日間は家まで遠く感じましたが、慣れてくると気にならなくなりました。

それ以上に、電車から見える気になる店をのぞいたり、信号を1回も渡らないで帰る道を探したりして歩くことを楽しんでいます。

信号のないところを選んでいるので、線路沿いや川沿いの人気がほとんどないところを歩いていますが、一瞬ですがビルの間をスーっと火の玉が飛んでいるのを見たり、夜の川に魚が1mくらいジャンプしていたり、キンモクセイのいい香りがしたりして、とりあえずウエストがゆったりするまで歩いてみようと思っています。


さてさて、復刻版 ビックバンド お話 その3です。

これは2004年10月29日のブログを見直したものです。

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今日もビックバンドの最前列に位置するサックスセクションについて書いてみたいと思います。

● ビックバンドの秘密? サックスセクションの役割・醍醐味は?

サックスセクションは、メロディーを主に受け持つセクションです。

このメロディーを歌うように吹いて、バンドを引っ張っていくことが主な役割です。

アルト、テナー、バリトンと3つの楽器のセクションですので、音域も広く、それぞれの音色が微妙に混ざり合い、とても厚いハーモニーを奏でることができます。

5人の歌い(吹き方)がピッタリ合って、気持ちのよいハーモニーを奏でれば、聞いている人を圧倒させたり、気持ちよく音楽の海の中に漂わせることができます。

メロディー以外のオブリガートやハーモニーのときも、他のセクションやボーカルのメロディーのバック、ソロのバックのときも、主人公を見事に引き立たせるのもサックスセクションの役割です。

お勧めのサックスセクションとしては、ケニークラークとフランシーボーランドというビックバンドのサックスセクションは、大蛇がうねるような分厚い、素晴らしいサックスソリを聴かせてくれます。

ビックバンドではありませんが、スーパーサックスというビックバンドと同じ編成のサックスセクションが、チャーリーパーカーのソロを、見事なアンサンブルで聴かせてくれます。

サックスセクションの醍醐味は、この5人で奏でるサックスソリにありますね。

そして16分音符が沢山入っていて難しい譜面が多いのも、サックスセクションです。

● サックスセクションの苦手 (私のバンドだけ??) と その克服方法

苦手なのは、ブラスがよく担当する、リズムパターンを吹くことではないでしょうか?

通常はメロディーが多いため、歌い上げたり、少しレイドバック(フレーズの中でリズムに対して遅く吹くこと)することが多いため、リズムパターンは、どうしても苦手な部類に入ります。

テナーやバリトンになると、音が低いため、音の立ち上がりが悪いことも原因だと思います。

もちろんプロの演奏では、そのようなことはありませんが、私のようなアマチュアビックバンドでは、往々にしてこの傾向があります。

メトロノームを鳴らしながら練習してみると、早くなったり、遅くなったりしているのがよく分かりますので、アンプを使い音を大きく出してバンド全体で練習してみてください。

きっとメトロノームが早く感じたり、遅く感じたりするところがあると思いますよ。

これはとてもうるさいですが、お勧めの練習方法です。

今回は、サックスセクションの役割・醍醐味 と 苦手 というお話しでした。

次回は、サックスセクションそれぞれの楽器の役割をお話しいたします。
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復刻版 ビックバンド お話 その2

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復刻版 ビックバンド お話 そ...
Cloude BrissonがデザインしたMULTY(マルティ)のソファーベッドが土曜日に到着しました。
ソファ、カウチ、ベッドと3つの形態に変化し、バックレストも2段階に角度が変えられる優れものです。

以前から探していて気に入ったものがなかなか見つからなかったのですが、よく見に行くお気に入りの in The Room でマルティを見つけました。

ちょうど展示品をセールしていたのと、お店の人にエポスカードに入会すると1ヶ月間は10%引きになるというので、さっそく申込んでカードが来てから購入しました。

色は300種類ほどあるらしいのですが、展示品のため選択できず、3番目の写真が購入した色に近いものです。

カバーを汚さないように、翌日イケアで大きなベッドカバーを買って被せて使っています。

座り心地もとても良くて、カウチにしてYシャツをかぶせた2つのクッションに頭を預けて、DVDを大画面&5.1chで見ていると、一人映画館のようで最高です。

使っていて分かったのは、リモコンや携帯電話など小物を置くためのサイドテーブルが必要だということです。

いまは予備のパイプイスを使っていますが、何か工夫しようと思います。

寝心地もいいし、快適な部屋に一歩近づきました。


さて、復刻版 ビックバンド お話 その2です。

これは2004年10月27日のブログを見直したものです。


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● ビックバンドの秘密? 座り方に決まりはあるの?

ビックバンドは、前から、サックス5人、後ろにトロンボーン4人、一番後ろにトランペット4人、左側には、ギター、ベース、ピアノ、その後ろにドラムが1人ずつ並んでいます。

サックス、トロンボーン、トランペットの座り方には、決まりがあるんです。 (例外もありますが・・・)

では、サックスの5人ですが、向かって左から、フォース(4番)テナー、セカンド(2番)テナー、リード(1番)アルト、サード(3番)アルト、バリトンサックスと並んでいます。

バンドによっては、サードアルト、セカンドテナー、リードアルト、フォーステナー、バリトンサックスの順番で並んでいるバンドもあります。

トロンボーンは、左から、セカンドトロンボーン、リードトロンボーン、サードトロンボーン、バストロンボーン(ベーストロンボーンとも言います) と並んでいます。 向かって右側のトロンボーンは、低音を受け持つため、通常のテナートロンボーンより大きな、バストロンボーンを使っています。

トランペットは、左から、セカンドトランペット、リードトランペット、サードトランペット、フォーストランペット の順です。 このセクションだけは、全て同じ楽器ですね。

向かって右側には、バリトンサックスとバストロンボーンがいるわけですが、これは同じ低音を受け持つ楽器が並んでいた方がやりやすいからなんです。

二つの楽器とも、自分のセクションと違うことをやることが多いんですね。

ベースと同じフレーズだったり、バリトンサックスがトロンボーンセクションと同じことをやったりします。

まっ、これはアレンジャー次第ですが、低音楽器を上手く使いこなすアレンジャーは好きですね。

今日は、ビックバンドの秘密? 座り方に決まりはあるの? というお話でしたが、ビックバンドの不思議が少し分かっていただけましたか?

次回は、サックスセクションの話をもう少し詳しくお話しいたします。
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