復刻版 ビックバンドのお話 その8
12月
10日
例年ならコートに裏地を着けたり、オーバーを着てもおかしくない時期ですが、今年の首都圏は比較的暖かいので、まだコートを着ていない人もいます。
私は寒いのが苦手なので、マフラーとコートを着て通勤していますが、電車の中は暑いですね。
師走になると忘年会シーズンです。
昨日も汐留にあるカレッタで、昔の仕事仲間4人で忘年会をしてきました。
普段はほとんど合わないので、久しぶりに会うと面白い話しが沢山あって楽しくていいものです。
その忘年会の前に、いつも素通りしている日本テレビのエスカレーターを上がってチラッと見てきました。
毎朝見ている日本テレビのズームインSUPERで、羽鳥慎一さん、西尾由佳理さんが毎日撮影されているデッキも見てきました。
携帯で写真を撮りましたが、ボケてます・・・
ズームインも30年なんですね〜
さてさて、復刻版 ビックバンドのお話 その8です。
これは2004年11月6日のブログを見直したものです。
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前回は、2ndテナーサックスのお話をいたしましたがいかがでしたでしょうか?
アドリブやるなら2ndテナーのパートがいいと思いますが、それなりの練習が必要ですね。
では、今日はサックスセクションの3rdアルトサックスについてお話いたします。
● ビックバンドの秘密? リード以外のサックスの役割とサウンドの作り方は?
リードアルトに対しては、絶対服従! とお話しましたが、そのとおりなんですね。
大切なことなので、前回と同じことをもう一度お話します。
吹き方(アーティキュレーション)や音程、ダイナミックレンジ、音の切り方など、全てリードアルトに合わせます。
ハーモニーの時も、リードアルトに対して音量・音色・ハーモニーの音程を合わせて、気持ちのよいサックスサウンドを奏でましょう。
3rdアルトサックスの役割
サックスセクションの中では、とても難しくて重要なパートです。
アドリブソロもよく出てきます。
3rdアルトはハーモニーの中でも色付けを行うテンションを吹くことが多いので、音程をとるのも難しいし、とてもオンチな譜面が多いんですね。
譜面だけやっても、まったくメロディーが分からないこともよくあります。
でも、この3rdアルトの音がハーモニーを色づける意味では、とても大切な音を吹いているんです。
一言でいうと、ハーモニーに対するバランス感覚 が一番要求されるのが3rdアルトサックスのパートでしょう。
音が飛びぬけてしまってはサウンドにならないし、音が小いさすぎると指定されたハーモニーが表現できません。
セクション練習の時には、サウンドにはまる音程と音量に注意してリードアルトとセクション全体を聞きながら行ってください。
その欲求不満は、ソロのときにぶちまけましょう (笑)
今日は、3rdアルトサックスのお話をいたしました。 わけが分からない音を吹いているようでとても重要な役割を持っているんですね。
次回は、4thテナーサックスのお話です。