今治名物「鉄板焼き鳥」と「せんざんき」

しまなみ海道来島海峡SAで今治名物の「鉄板焼き鳥」の実演販売を見つけました。ずいぶん昔から一度食べてみたかったご当地グルメです。好学のため思わず両方買っちゃいました！
何故鉄板と名がつくのか？お店の人に由来を説明してもらいました。焼き鳥は鳥の皮焼きで、余分な脂を落とす為に鉄板で押し付けて脂を除く為なのだそうです。焼いた皮に焼き鳥のタレを染み込ませています。食べて見ると予想外に柔らかく仕上がって美味しかったです。
一方新居浜市では「ざんき」と呼ぶ唐揚げを今治では「せんざんき」と呼ぶようです。鶏肉に味付けをして唐揚げにしたものでお店それぞれに味付け具合は違っているそうです。今治の「せんざんき」も「ざんき」同様非常に美味しかったです。北海道でも「ザンギ」と呼ぶそうですが、こうした呼び方は四国でも愛媛県東予地方に限られているようです。

以前にも書きましたが、瀬戸内沿岸の香川、愛媛、大分にはこうした「焼き鳥文化」がいくつも有ります。
香川県丸亀市には「骨付き鶏」新居浜市は「ざんき」今治は「鉄板焼き鳥」ならびに「せんざんき」大分県は「鳥の天ぷら」と「鳥の唐揚げ」です。
一般的な串焼きとは違った「焼き鳥」の料理のベルト地帯ですね。