撮像センサーをコントロール出来るペンタックスとオリンパスの機種ではセンサーを動かして複数回撮影し合成する事で高画質な画像を作成する事が出来ます。 ペンタックスK1ではフル画素3640万画素のセンサーを1ピクセルづつズラせて4回露光します。「ペンタックスリアルリゾリューションシステム」と言います。 「手ぶれ補正機構SRを応用し、イメージセンサーを1画素ピッチずつ動かしながら4枚を連続撮影。1画素ごとにRGB各色の情報を得ることで、1枚の超高精細画像を生成する技術です。ベイヤー方式では表現できない解像力と色再現性が得られ、偽色も発生しません。また、高感度ノイズを大幅に低減できるのもメリット。拡大表示や大判プリントでなくても、ひと目で分かるほど画質に違いがあらわれます。Real Resolutionで撮影した画像はRAW保存が可能。各種パラメーターの調整や、Real Resolutionのオン・オフを選択してボディ内RAW展開が行えます。」 オリンパスは0.5ピクセルづつ8回露光して20Mセンサーで50M相当の高画質写真を生成する事ができます。「オリンパス50Mハイレゾショット」と言います。 「美術品や風景など、より高解像の写真が求められるシーンの撮影に適した機能です。0.5ピクセル単位でセンサーを動かしながら、8回撮影した画像をもとに50Mセンサー相当の高解像写真を生成します。撮影には解像力の高いM.ZUIKO PROやM.ZUIKO PREMIUMレンズを使うことで、より高い効果を得ることができます。新画像処理エンジン TruePic VIIIにより、被写体の動きによる画像の乱れを効果的に抑制できるようになりました。ファイル容量を抑えた25Mセンサー相当での撮影も可能です。 * 撮影時は三脚などでしっかり固定してください。 * ドライブモードのセルフタイマー/リモコン/ミラーアップ撮影を利用して撮影してください。 * 被写体が動いたりカメラぶれが起こると効果が得られない場合があります。」 多重露光するわけですからこの技法は動きのある物はブレを生じてしまいます。しかし、両者共に 動的対象物を目立たなくする処理を確立して、多少の動きのの対象物でも撮影出来る様です。
投稿日 2017-05-05 10:09
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2017-05-05 10:35
ワオ!と言っているユーザー